11月15日(土)
よりによって、なぜだか携帯のGPSの位置情報が狂い、NEVERマップもgoogleマップも使えない。漢南洞にいるのに携帯上では南山タワーを登ったり降りたりしている。聖水にいるのに行ったこともないなんとか小学校付近を軽快に走っている。その動きはまるで空を舞う竜のようで「やだ、私ったら世界を制覇したみたい!登り竜、いいことありそう」とウキウキするほどには余裕があってよかった。携帯がない時代は苦手な地図を頼りに知らない土地をうろうろしていたこと、旅や買い物ガイドを担当した時の地図の校了が地獄だったことなどを思い出しながら、取材と用事をすませてホテルへ戻る。どうしてもお風呂に入りたくて割高ではあるがホテルのサウナと大浴場へ向かう。スチームサウナの気持ちいいことといったら、もう! 上品そうなマダムにもうすぐ足の下から強烈なスチームが舞い上がるので足を上にあげた方がいいよとほぼジェスチャーで教えてもらったり、隣に寝そべる女性の脇腹に刻まれたタトゥーのハングル語を読み解いたりして1時間を過ごす。疲れた体に染み渡る湯気とお湯。水(お湯だけど)に浸かるという行為は人間の心と体を芯から緩めるな〜と実感。
11月11日(火)
娘の期末テストが始まり、夜中まで続く勉強に巻き添えを喰らっている。夜、リビングの机で椅子を並べ隣で仕事をしたり、掃除したりする分にはまだいいのだが、1時間寝るから起こしてとお願いされたが最後、まあ起きないこと、起きないこと。ほっぺたをさすったり、携帯のアラーム鳴らしたり、無理やり座らせたり。無事にまた机に向かう姿を見届けてほぼ仮眠のような状態で寝床につく。朝もこれまた絶対に遅刻はさせられないので叩き起こして送り出す。これが3日続くのだから…せめてよい成績を取ってよねって過保護かしら。こういうとき父親(夫)って100%自分のペースを崩さずに寝てる。父性と母性の差なのでは?と電話で母と話した。
11月10日(月)
朝起きて時間に余裕がある日はヤフーニュースを開いた後に朝日新聞をウェブで読み、bloombergを読んでから証券会社で株の動きをチェックしている。もともとは金融にまったく興味がなくて苦手分野だったのだが、コロナ明けに久しぶりにパリへ出張へ行ったとき、あまりの円安っぷりに愕然としたのがきっかけ。まだまだ全然詳しくないが、勉強はしている。クリエイティブと経済を切り離したような考えが年を重ねるごとに苦手になり、むしろ今はそこをちゃんと紐付けてできることをしっかり探すほうが楽しかったりする。そして、あの方のとある発言のせいで円安・株安恐ろしいほど進んでる涙。
11月7日(金)
今日は朝から算命学の鑑定士、東京ケイ子ちゃんとオンラインで打ち合わせ。3人目を出産後のケイ子ちゃん、頭を洗う暇すらないとのことで本当にお疲れ様です。ケイ子ちゃんは占いを通じて女性を元気にするということを一貫して仕事のテーマにしている。仕事は違えど、根っこは同じだと共感できる人だからいつもおしゃべりも打ち合わせも楽しい。お昼は近所のピザ屋に編集者仲間3人で集合し、ピザとパスタを食べながらあれやこれやと近況報告。自分の周りに生き生きと自分らしく仕事をしている女性たちがたくさんいることは本当に恵まれていると思う。夢や希望、そしてもちろん悩みや苦労もひっくるめてぜーんぶ大きなバッグにあれやこれや詰め込んで、人生をたくましく進んでいる。
11月6日(木)
ロンドンから元アシスタントのアンナが彼氏と共に帰国中ということで、同じく元アシスタントのかおりんを誘って皆でキノコ鍋を食べに行く。THE SHEを手伝ってくれているえりなも含め、元アシスタントには皆、本当に感謝しているし、私にとって大切で特別な存在だ。友達のような家族のような同志のような妹のような。縁あって一緒に働いて、卒業した後もこうやってずっと仲良くできてすごく嬉しい。そんなことを思いながら、次から次へと出てくるキノコを平らげた。
11月3日(月)
2泊3日で友達の家にやってきた保護犬のククちゃんを預かった。犬を迎え入れるのが念願の娘ときたら、部屋を掃除して、リビングに掃除機をかけて準備万端(いつもお願いしたい)。4ヶ月のククちゃんは保護犬なのに人間も犬も大好き、新しい場所にも物おじせず、とびきりにお利口さん。友達は犬を飼うのが初めてなのでこんなもんかなと思っていたと言うが、全然違うのよ。散歩がてらカフェに行けば大人しく足元で丸まり、娘が勉強中は椅子の下で静かに見守る。トイレはすべて外ですませるし、隣で私が野球見ながら大騒ぎしていようが知らん顔、へそ天で爆睡。娘が寝るよーと部屋に向かうと当然のようについていき、枕を分け合って朝まで眠った。賢すぎるククちゃんに引っ張られるように、娘も朝は早よから起きて散歩していた(いつもお願いしたい、アゲイン)。友達が迎えに来るとさっと自ら車に乗ってそよ風のように去っていった。年内、あと一回くらいお泊まりに来てほしい。
11月2日(日)
13日にパリ・ウィーンから戻り、時差ぼけに振り回される日々を経てもう11月になってしまった。一緒にパリコレ取材をしていた先輩が1週間パリにいれば時差ぼけが抜けるまでにその倍の14日かかるようになると言っていたのが身に染みる。11月のこの3連休でそろそろ本腰入れて立て直さないと。個人的には直視したくないこともあって斜め見してしまうのが良くないが政治、そして経済の一連のニュースに目を通しつつも、ここしばらくはワールドシリーズに夢中。オオタニ!ヤマモロ〜!ローキ!日本人の活躍がやっぱり嬉しい。日本独自の練習方法で基礎を作り、本場アメリカに乗り込んだからこその結果なのではなかろうか。そこに大きなヒントがありそうだなー。私も山本のように完投した次の日にブルペンに向かえる体力と根性をつけたいものである。まあ、ソファに寝っ転がりながら観てたけど。さらに選手それぞれのネックレス事情に目がいってしまい、携帯を併用してgoogleで調べる始末。やっぱり目を引いたのはミゲル・ロハスのヴァンクリ、アルハンブラかしら。オニキス選ぶよね〜、経済効果はいかほどか。せめてウォーキングしながら考えたいところである。そして今日は愛する娘の誕生日。もう15歳。「15で不良とよばれたよって、え、今の私の歳で?やばいね?」と口ずさんでいたから尾崎豊は偉大。