THE SHE

DIARY

2023 / Nov

11月19日(日)

 娘と新大久保でデート。私はこの日よりついに韓国語の勉強をスタートし、その間の1時間、娘は先に街をぶらぶらと偵察していた。韓国語は、私の中で理解力という面でフランス語に近いものがあるのか、「デ!」(はい)と言おうとして「ウイ!」と言ってしまうことが多い。逆も然り。かの茨木のり子も(もというとおこがましいけれど)、ハングル語に大変興味を持ち、50手前で学習し始めたのだそう。その様子をまとめた「ハングルへの旅」という本がとても面白かった。今のこの韓流ブームを目にしたらきっと驚くだろうな。語学学校を出た後に娘と合流し、サムギョプサルを食べ、娘ご要望の系ピンスを食べ、化粧品を買って、ゲーセンで推しのポーチを手に入れて帰宅。

11月2日(木)

 娘、13歳の誕生日。たまたま両親が上京中だったので、皆で集まってお誕生日会を開く。小さい頃から馴染みのスペイン料理屋へ。しかし大きくなったもんだ! 一緒に楽しく過ごしているけれど、丁寧な子育ては決して出来ていない。日々、仕事に追われているしなあ。それでもたくましく、優しく、多少親バカではあるかもしれないけれど、とてもいい人間に育っていて嬉しい。今年の誕生日プレゼントは推し活中のK-POPアイドルたちのCDでした。兎にも角にも楽しい1年を!

10月31日(火)

 余裕で半袖のまま、10月末を迎えるとは思ってもみなかった。とはいえ、今日は富士山が目の前に大きく広がる朝霧高原にて撮影のため、さすがに寒いだろうと思い、4時前にロケバスに乗り込む際、あれやこれやと防寒グッズも持ち込む。ところがどっこい、Tシャツにスウェットで充分なほど暖かい。仕事とはいえ、都会を離れて壮大な景色の中、大きく深呼吸ができて気持ちよかった。東京に戻り、sacaiの展示会へ行って今日はおしまい。暖かい上に展示会はもう次の春夏シーズンの洋服で、ますます季節が分からなくなりそう。

10月26日(木)

 暖冬予報は出ているが、末端冷え性であるがゆえ、今から”温活”を頑張りたいところ。いつも頭の中に情報(超絶くだらないもの含む)を詰め込み、ああでもないこうでもないと考えているからか、椅子に座りっぱなしで原稿を書いているからか、とにかく、末端冷え性がひどくなる一方だ。主に足。今年こそは霜焼けにならないぞ!と低すぎる目標を立てて、近所にできたばかりの酵素浴&よもぎ蒸しへ。酵素浴をしているときは漬物、よもぎ蒸しをしているときは小籠包になった気分。どちらもそれぞれ気持ちいい。酵素浴は驚くほど下半身が軽やかになる。よもぎ蒸しは内臓からあったまり、ほっかほかの状態が持続する。合間を見つけてコツコツ通いたい。