THE SHE

DIARY

2024 / Mar

3月14日(木)

 11日に帰国した次の日から2日間連続、朝から夕方までずっと撮影で、時差ぼけがひどい。SACHIともよく話すのだけど、歳を重ねるたびに時差ぼけはひどくなっていく。しかし、あの時差ぼけ特有の如何にもこうにも眠くて我慢などできるはずがない!という状態から、布団に入った直後の気持ちよさが大好きだ。撮影終わりにその抗えない眠気が来て、事務所で1時間仮眠。その後に久しぶりの筋トレに行こうとしたら、起きたら4時間経過。トレーナーのきえちゃんから何度か着信があり、心配をかけてしまった。

3月8日(金)

 パリコレの後に愛する街、ロンドンへ。いくつか打ち合わせとリサーチをしつつ、のんびりと過ごす。今日は元アシスタントで、今、拠点をロンドンへ移しているアンナちゃんと晩ご飯。選んだのは、ギリシャ料理「レモニア」。コロナ禍の大変なときから単身ロンドンに渡り、立派に生活して仕事をして、一回りも二回りも成長したんなあと親のような気持ちに。独立したらアシスタントたちは皆、友達で大切な後輩でちょっと身内気分。大好きな街で大切な女の子とじっくりと話して、ご飯を食べて、ハグしてまたね!と言い合えた、とてもよい日。

2月29日(木)〜 3月6日(水)

 パリコレクションのショーを見つつ、展示会に行ったり、街や店をぶらぶらと歩いたり。日常を離れることで、時折、深々と考える時間も取れてクリアになることもいくつかあった。東京では夜に友達や仕事仲間と外でご飯を食べることが頻繁ではない分、パリでじっくりとご飯を食べられる日々もよかったな。これからやりたいこととやるべきことなどを、美しい街を歩きながら整理する時間がとても好き。

2月28日(木)

 離陸まで我慢できずに爆睡。今回も安定のギリギリ機内食一食&映画一本&トイレ一回でパリに到着。世界って狭い。寝て起きたらパリ。ラッキーな体質。しかも半年ほどなくなっていたカルティエのタンクが出てきた。愛用歴20年ほどの古いリモアなので、中の布が少し破れており、その中に隠れていたのだ。出てきた時は思わず「わぁーっ」と大声を上げた。幸先がいいね、うふふと出かけて行った時こそ落とし穴あり。まさかのトランク取り違えでホテルに到着後、すぐに空港へ逆戻り。そんな時、国際線専用のカスタマーセンターなどまったく電話が繋がらずに当てにならず。荷物の紛失専門のメールアドレスにメールを送ってやりとりなど、なくてもよかった経験値が上がる。さて、気を取り直してパリ。

2月27日(火)

 出張前日は外仕事を入れずに家で作業&パッキング。長引く咳をやっつけるために薬局で喉にピャッと直接噴射する系の薬を買ったところ、劇的に改善。ひとまずほっ。娘の勉強に付き合ったまま、原稿を仕上げるなどして、結局ほぼ徹夜のまま、空港へ。

2月26日(月)

 *2月28日-3月12日でパリ・ロンドン出張。なぜか投稿画面に入れず、日記が更新できず涙。無事に帰国したので覚えている限りでふりかえる。出張2日前&撮影にも関わらず、体調絶不調。検査してみるとコロナでもインフルでもなかったが、久しぶりにマスクをして仕事へ。一夜漬け主義(ヤメロ)の娘の期末テストも始まり、いまだにリビングで勉強している娘に付き合い、夜中まで一緒に起きている。おかげで全然、風邪が回復しない(涙)