10月9日(木)
時間を見つけて半日観光バスツアーに参加。これはたまたま両親が一緒に来ている時からのチョイスだったが、オーストリアのサービスエリアに立ち寄るという体験ができてよかった。だって仕事だけならば絶対に辿り着かない場所だもの。トイレ有料、ドライバーさんは休憩時間にありえないほどご飯をしっかり食べる、お土産はファンシー方向という豆知識を得た。台湾から参加していた母娘と仲良くなり、「私たち、日本が大好き!」「私たちこそ、台湾大好きです」なんて会話をして、あの時の台風は大丈夫でしたか?と心配したり、どんな風に旅行しているのか教えてもらったり。帰りはいい旅を!とハグをしてお別れした。例えその時だけの出会いで終わったとしても、偶然同じバスに乗り合わせて会話をして同じ景色を楽しんだ人たち。この先もどうか幸せな人生をと願い、じんわり心があたたかくなる。一方で、じわじわと、それでも確実に広がりつつあるナショナリズムや排他主義に対しては改めて危機感を覚えるやら怒りがおさまらないやら。だからこそ勉強して考え続けることの必要性を改めて感じた。
10月8日(水)
すべてのアポイントを終えて今日から3泊でウィーンへ。初めてなので美術史美術館や国立図書館、シュテファン大聖堂など行ってみたいところは色々とあるが少しのんびりもしたいところ。リングと呼ばれるウィーンの中心部はぎゅっと小さくて、とてもかわいい街。いつかまた海外で暮らしたいという思いがムクムクと広がる。
10月6日(月)
パリコレも後半戦。朝、sacaiのショーからスタート。今回は観光中の両親と宿を共にしていたので、キッチン付きのアパートタイプを選んだが、最後の2泊3日だけ、私が愛するパリの定宿に移動した。そこからショー会場が徒歩30秒でとても楽ちん。仕事で来ている時は右岸が移動しやすくて便利というのが定説なのだけど、私はやっぱり左岸の方が好き。隣には美味しいピザ屋もあってカフェドフロールもボンマルシェも歩いてすぐ。朝から夜までアポがぎっしりだからゆっくり散策はできないけれど、やっぱりいいなあ。今日は夜に、マチュー・ブレイジーによる新生シャネルのショーがあった。あまりにもモダンに生まれ変わったシャネルに圧倒されっぱなしの胸が高鳴りっぱなし。最後は世界各国から詰めかけたプレスと顧客が総立ちのスタンディングオベーション。「これを見れただけでも来た甲斐があった」と皆が口を揃えて言うほど、歴史的な瞬間だった。
10月4日(土)
今日は午前中に開催されるジュンヤ ワタナベのショーから、長年の友達で資生堂に務める友達のよっちゃんと1日一緒にショーとRE-SEEを回ることに。せっかちなよっちゃんは、先々の細やかなスケジュールと共にショーの会場の場所も事前にちゃんとgoogleカレンダー&マップに登録されているだけではなく、目的地に向かいながら、どんな店が近くにあってそこで何を食べるかまで決める。行き当たりばったり系の私はおしゃべりしながらただついていく。「ここの店でハンバーガー食べよう」「いいね、そういうカフェってさクラシックなメニューに限るよね。じゃあ私、チーズバーガーにするわ!」と颯爽と歩いて行ったら店がない。幻のランチである。そういうの、せっかちが裏目に出るからねと言いつつ、近くのカフェに入り直そうとしたら日がさんさんと降り注ぐ、日陰なしのテラスしか座れないと言われる。それは資生堂が許さない、いつ何時とも日焼けは御法度というわけで、そうしているうちにもうショー開始まで時間がない、となる。結局、スタンド式のクレープ屋に辿り着き、甘いチョコクレープをものの5分で平らげて喉がカラカラのまま、ショーを見る。それが終われば次は別々のアポが入っていたので、特に挨拶し合うわけでもなく一旦、解散。気がつけばかれこれ20年近くの仲だけど、いつまでもこんな感じで時を共にしたいなと思った。
10月3日(金)
暑い東京からパリに来て、日々涼しくてとても過ごしやすい。今日も1日朝から夜までぎっしりとアポ先を練り歩いたけれど、〈エクストリーム カシミア〉の新作ベストがとっても役に立つ。半袖Tシャツの上に着れば十分暖かいし、日中着てなくても夜、コートの下に挟み込んだり。パリ行きの飛行機が偶然一緒だったモデルの五明祐子さんも、THE SHE LABOで買ってくださったお揃いをさらりと着てくださっていて、とっても嬉しかった。五明さんといえば90年代、雑誌を隅から隅まで読んでいた身としては憧れの人。初めてLABOにお買い物に来てくださった時は、その思いをしかと伝えた。お買い物の様子をYOUTUBEにあげてくださったこともとても嬉しい。ひと足先に秋のパリ、歩き回ってヘトヘトだけれど、毎日のおしゃれが楽しいな。
10月2日(木)
11時に新生ディオールのRE-SEEへ。ジョナサン・アンダーソンの初のウィメンズコレクション、メンズも大好きだったので期待大と思って出かけて行ったが、その期待を大いに上回って興奮につぐ興奮。買うためにはどれくらい働けばいいの、素敵に着こなすにはどれくらい痩せればいいの涙。それにしても、今シーズンは新しいデザイナーによるコレクションが目白押しでワクワクする。あるものを一度壊して作り上げることはとても困難を要するけれど、個人の人生や仕事においても適切な時期でし続けていくことが必要だなと思う。今日は夜のショーが遅かったので、ギャラリーラファイエットの地下でお気に入りのパセリのサラダと焼きそば、シリル・リニャックのケーキを買っておいてホテルで夜ご飯。
10月1日(水)
パリに到着して2日目。今回のフライトで観た映画は1本のみ。サチと見にいこうと言いながら行けなかった『ブリジット・ジョーンズの日記』最新作。やっぱり好きだわ〜イギリスもブリジットも。準備が追いつかぬまま睡眠時間がかなり少なかったのでがっつり寝ていこうと思ったのに、朝井リョウの『イン・ザ・メガチャーチ』が面白すぎてつい読み込んでしまう。数日前に娘の塾が終わるのを待ちがてら近くのイノダコーヒーで仕事をしていたら、隣に3人のギャルたちが座った。きゃっきゃきゃっきゃと楽しそうにおしゃべりする彼女たちの姿に口元が緩んでいたのだが、急にこの本の話をし始めてびっくり。「もう読んだ?やべーよ、絶対絶対読んだほうがいいってー。現代社会の縮図だからー」と言い合ってるのを見て、その場で注文。出張に持って行く本、家に”積読”がたくさんあるからいいかと思っていたが持ってきてよかった。パリは思ったよりも暖かく、ピカピカのお天気。風は冷たいけれど歩くのが気持ちよくて、メトロと徒歩でアポをこなして1日で2万歩歩いた!2日目にして夜は古くからの友達でパリのメゾンのPRをしているシヅカと、私の出張に合わせてパリに旅行にきた両親と4人で早速、中華。
9月30日(火)
ひー。気がつけば9月がもう終わってしまった。駆け足で振り返って10月に進むとする。
9月10日ー12日 韓国へ出張。市場調査でソウル内をぐるぐると練り歩き、夜は美味しいご飯。充実した2泊3日だったが、まさかの帰りの便がシートベルトをして離陸体制に入ったところから欠航。まさかの出国し直し、説明もほぼないままに地の果てかと思うほど遠くのホテルに連れて行かれる。『イカゲーム3』が始まるのかと思った…。
15の週は撮影、人間ドックをこなした後、大好きな世界陸上を見に国立競技場に3日間も通った。走る、投げる、飛ぶ。シンプルなことを極限まで突き詰めた人間の美しさが陸上の魅力。東京で見られるなんて本当に嬉しい。
22の週はモデルの五明さんがTHE SHEにYoutube取材に来てくださったり、久しぶりの友達とランチしたり、プレゼンしたり。30日からパリ出張なので直前にやることがてんこ盛りで焦る一方。