8月20日(火)
長いと思った3週間の旅もいよいよ最終日。いやー終わってみればあっという間だ。午前中のユーロスターでロンドンへ戻り、最後の晩餐をまたもやユキさんに作ってもらうという幸せ。色とりどりのサラダとボロネーゼをたらふく食べてヒースロー空港へ。夜の便に乗り、無事に21日の夕方、東京へ戻った。娘のいる友達たちに喧嘩しなかった?とよく聞かれたのだけど、ほぼなかったなぁ。13歳、しれーっと感情をあまり表に出さない娘だけれど、むしろ旅の途中はいつもより甘えん坊でぼそっと小声で「ママ…..大好き….」などと伝えてくれてかわいかった。また一所懸命働いて、地味な日々を慈しみ、生活を整えて、目標に向かって前進し、とたくさん羅列したけれど、とにかく来年もきっとまた来よう。
8月19日(月)
昨日あたりから珍しく喉が痛く嫌な予感。絶対に風邪だけは引くわけにはいかぬ!ロンドンに行ったら必ず買う、若干、いやかなり?ケミカルで強い風邪薬のレムシップに頼る。溶かして飲むレモン味の風邪薬で、まあ、だいたい風邪の引き始めはこれさえ飲めば一晩で治るから頼りにしている。家族へのお土産にすることもあるくらい。パリ最終日はホテル近くのリュクサンブール公園で犬を眺めたり、ボンマルシェの食品館でお土産を買ったり、最後にクスクスを食べに行ったりした。娘はクスクスをとても気に入って初日に食べて、2回くればよかったと悔しそう。これからきっと何度でも食べに来れるよ。大きくなってもたまには2人で旅しよう。
8月18日(土)
朝早起きして娘の待望であったヴェルサイユ宮殿へ。ここは娘のイマジナリーフレンドでセントバーナードのお姫様、マフラーの実家(という設定)。いつも以上に私と娘の間で空想話が大盛り上がり。マフラーの母ブローチ、姉のスカーフなど家族総出でお出迎えしてくれましたとさ。さらにマリーアントワネットと娘が同じ誕生日、さらにマリア テレジアと私が同じ誕生日ということで、「万が一、母娘生まれ変わりなのだとしたらなんでまあ極東にねえ…」などと言いながらも勝手に縁を感じている。アントワネットたちがどうかは分からないけれど、来世もまた家族で生まれよう、娘よ。今回はいろんな思いを馳せながらプティトリアノンまで足を伸ばし、隅々まで堪能した。ちなみにここにアンジェリーナがレストランとカフェで入っており、パリに比べて俄然空いているのでモンブランを食べるなら絶対こっちがおすすめ。ホテルに戻り、そろそろ焦ってきた夏休みの宿題に取り掛かるような取り掛からないような中途半端な娘に腹を立てながら仕事。夜はサムギョプサルを食べに行った。映画の学校に通いながらここでバイトをしているという日本人の女の子にお肉を焼いてもらいながら、いろんな話をした。聞けば、フランスは邦画がとても人気で、日本では見向きもされないような小さな作品もいいものならばどんどん受け入れられている。自分もその配給に携わってたくさんいい映画を紹介したいのだとか。その夢、きっと叶いますように。ずっと女性誌で仕事をしてきて、子供も娘で、いつも思うのは世界中の女の子たちが幸せであってほしい。その幸せとは、自分がやりたい仕事で稼ぎ、自立して生活することを土台にしてほしい。向いでもしゃもしゃとお肉を食べながら聞いていた娘はどんな風に感じただろうか。
8月17日(土)
娘に歴史的建築物や名所を見せようと意気込んでいたが、うーん、まあ、くらいにめちゃくちゃ乗り気なわけではなく、私も13歳ならそんなもんだったかと思い、結局この日も街をぶらぶら。運動音痴だがスポーツ観戦は大好きでオリンピックを熱心に見ていた娘と、せっかくなのでオリンピックの公式グッズを買いに行くことに。私もあの可愛らしい帽子のマスコットが大好き。フランス革命にかぶられ、自由の象徴となったフリジア帽を元に作られたフリージュちゃんだ。歳を重ねて、自分が生活や人生に何より「自由」を求めているのだなと分かったこともあり、娘同様、買う気満々で乗り込む。フリージュ人形、記念ボールペン、Tシャツ、ノート、ペッツ(あのお菓子の)、ピンバッジなどを手に入れて、ほくほく気分でそのままシャンゼリーゼ通りへ。その勢いでセフォラに行き、娘にSNSでバズってる!と教えてもらったコスメなどを購入。晩御飯はフォーと生春巻き、娘はタピオカミルクティまで飲んでホテルに戻る。今日も楽しい1日だったな〜。
8月16日(金)
パリの人々はバカンスで不在、オリンピックとパラリンピックの間で観光客もまばら。とはいえ2つを統合するなれば期間中だからなのか街の至る所に警察がいて、ジプシーは皆無。街も人ものんびりとしていて、なんてピースフルなパリだろう!いつもファッションウィーク中の滞在だから街全体が忙しく混み合っていたのだなあと実感する。どちらもいいけどね。昨日は着いてすぐに、ホテル近くの”ステーキ食堂”アントレコートへ。相変わらずの大行列、そしてその行列の横で流しの演奏をする人たち。娘もここのステーキを気に入った様子で何より。今日はお昼前くらいから行動開始。ホテルはいつも左岸を選ぶのだけど、今回もサンジェルマンデプレとサンシュルピスの間あたりを選定。ぶらぶらと散歩していると、日本のコミックを大量に売っている本屋を発見。大興奮の娘は推し漫画のフランス語バージョンを買うことができてとっても嬉しそう。パリまで来ても漫画なのねえ。ゆっくりとパレロワイヤルまで散歩したり、マカロン買ったりしていたらもう夜。えびワンタン麺の美味しいミラマで軽くご飯を食べて今日はおしまい。
8月15日(木)
本当は朝からパリへ移動しようと思っていたけれど、もう一日語学学校へ行きたいと娘が言ったため、ユーロスターを夕方に変更。そんなに楽しかったなら嬉しいことだ。朝、トランク2つをユキさんと美奈さんに家に預け、娘を語学学校へ送り込み、私だけフラットへ帰宅。10時から韓国語の先生とオンラインでレッスン。「オレンマニエヨ〜」と挨拶しながら、なかなかにインターナショナルな日だなとにんまり。日本語、英語、韓国語、フランス語。一日で4つの言語を喋ったり、聞いたり。わー、これから先はこんな風に生活して仕事するのも理想的だなとしばし妄想に浸る。でも妄想では終わらせたくない。それはさておき、韓国語の授業が終わってからフラットを軽く掃除してチェックアウト。そこからまたトランクをひとつガラガラと押して、娘の語学学校へ向かう。我ながらまだ体力があるわ。ユーロスター乗り場にあるプレタマンジェで娘とサンドイッチとジュースを選んでいたら、店員さんが「僕のおすすめはこれだよ」と飲み物を渡してくれる。見ればキューカンバー&クールミントと書いてある炭酸水。本当はアップルタイザーを買おうと思っていたが「せっかくだから飲んでみたい!」と娘。思った以上にきゅうりだったけど、すっきりと爽やかなお味でした。こういうちょっとしたやりとりや交流が娘の記憶には大きく残るのかもしれないと思った出来事だった。そしてアムステルダム同様、あっという間にパリへ到着。
8月14日(水)
ロンドン在住中に、8日間連続でバンクシーが新作を発表。今日の場所は? もう盗まれちゃったぞ! 今回の作品の意味はなんだ?と連日、ニュースやSNSで大騒ぎに。新作をすぐに見に行けるなんて滅多にない体験だから見たいと娘も言うので、まだ盗まれたり他の場所に保管されたりされていない作品を見に出かけた。イーディス・グローヴにあるなんてことない住宅街の壁に描かれた象はすでに落書きされていたけれど、大きなグラフィティでちょっと感動。我らと同じように場所を見つけ出した人たちがにんまりしながら写真を撮っている。実際に見て思うのは、やっぱりバンクシーはチームだよなあということ。なぜなら入念な場所選びが見て取れるから。これはそれなりの人数で熱心にロケハンしないと絶対に無理だろうねえと思うほど絶妙な場所に描かれている。移動して、昨日出没したばかりの連作のラストを見にロンドン動物園へ。ついこの前、来たばかりなので変化がよく分かる。エントランスの白いシャッターに描かれた大きな作品は一夜にしてアクリルで保護され、右隣には警備員、左隣には嬉しそうにTVインタビューに答える園長。見物人もたくさんいた。夜はまたアンナと集合してロンドン最後の晩餐。明日の夕方からはパリだ!
8月13日(火)
娘の語学学校終わりに、またユキさん&美奈さんの家へお邪魔する。今日は東京から編集者の先輩で夏休みを利用してロンドンへ来たシホさんと夫の谷岡さんもいる。楽しいお茶の時間が終わっても私と娘はそのまま居座り、今日はたんまりとシーフードドリアを食べさせてもらってから帰宅。だめだ…私、ロンドンにいたら際限なく太る!!!!
8月12日(月)
今日はグリンパークを散策した後、ロンドンに来たらなんだかんだでいつも立ち寄るウールスリーで朝ご飯。そういえばまだ一度もフルイングリッシュブレクファストを食べてなかった!と、薄いミルクティとカリカリのトーストと共に堪能。夕方からロンドンに住んでいた頃からの友人、ミホと子供達2人とヴィクトリアパークで集合してピクニック。手持ちのおやつを持ち寄って、適当に家にあるブランケットを敷いて気ままに何時間もおしゃべりした。なんて豊かな時間だろうか。ロンドンに住んでいた頃に実感したのは、東京に比べて、お金がなくても幸せに過ごせる時間が圧倒的に多かったこと。この気軽なピクニックはその最たるものだ。ロンドンも豊かな時間もミホも全然変わらない。きっと東京で多忙極めているであろう、同じくロンドン仲間の瑠美にピクニックの様子をLINEしたら「忘れちゃいけないもの、忘れたくないもの、忘れられないもの、全部が詰まってるね」との返事。本当にその通りだなーと思って、フラットに帰ってからもその文言を何度か見返した。ほぼ20年前に出会ったロンドンの友達たちは今でも私の人生の宝。
8月11日(日)
ホテルの朝ごはんに間に合わないほどに、娘が爆睡。こんなことなら朝ご飯付きのプランにしなきゃよかったよーと言う私の器、またシルバニアファミリーに戻っているぞ。週末の運河は観光客だけではなく、地元の人たちがボートを出してお酒やおつまみを楽しみながら行き来している姿が面白かった。初めて触れる文化だ。家からほぼパンツ一丁でサラミやらハムをお皿に乗せたお父さんとその子供たちが飛び出してきて、そのまま家の前のボートに乗り、まるで自転車に乗るくらいの気楽さで運河を下って行った。私は娘とポテトフライを食べながらその姿を追ったり、カモメやカモにポテトをお裾分けしたりしてしばらくの間、座っていた。いくつか古着屋やお土産ショップを覗きながら街を散策して、夜早めにロンドンへ戻った。
8月10日(土)
娘の語学学校のない週末を使って、アムステルダム一泊二日の旅へ。私も初めての街なのでワクワク。とりあえず定番のアンネの隠れ家とゴッホ美術館、アムステルダム国立美術館は予約してきた。あとはぶらぶらと街歩きを楽しめたらいいな〜くらいの気持ちで、疲れを溜めないように楽しむつもり。ホテルは運河のすぐ横で、周りに可愛いお店がたくさんあるホクストンホテルアムステルダムにした。チェックインした後に早速ゴッホ美術館とアンネの隠れ家へ。ゴッホのひまわりをはじめ、名画を細やかな筆圧の違いまでを近くで堪能できるのが嬉しい。アンネの隠れ家は展示を見終わる頃に思わず涙がこぼれた。その隣で、当時のアンネと同い年の娘も色々と考え入っている。見るのは辛い場所だけど、やっぱり来てよかったと思う。売店には世界約70国で翻訳されている『アンネの日記』がずらりと並んでいる。もう一度読みたいなと娘。文庫本を手に取ると950円と買いてあるけど、色々と乗っかっている上に円安の今、現地のユーロで計算すると1750円。おお…これは…日本に帰ってからじゃダメ?と問うてしまう、器の大きさがシルバニアファミリーサイズになっていた私だったが、今、ここで読むから意味があるという娘に、確かにそうだと頷いて購入。夜は洒落たレストランに出かけようと思っていたんだが、娘が撃沈。結局、ホテルのルームサービスになってしまったけれど、せめてオランダらしいものにしようと、ムール貝とフレンチフライ、サラダにした。ホテルの灯りが映し出された運河の水面がとても綺麗で、1時間くらい窓辺で佇んでいた気がする。そんなのんびりと過ぎる夜も旅のいいところ。
8月9日(金)
今日も今日とて夕食をご馳走になるため、ゆきさんと美奈さんのお宅へお邪魔する。速攻でソファで横になる娘は、まるで実家に帰ってきたかのようにくつろいでいる。娘のリクエストにより、今日は海鮮丼!それに天ぷらと卵焼き、ローストビーフのサラダまで。娘が明らかに日本にいる時よりもがっつりとご飯を食べており、喜ばしくもあるが我が家事を反省する事態である。夜遅くまで美味しすぎるご飯とワイワイ楽しい会話、シンプルだけど幸せが詰まっている。寝る前に娘が心から「今日はいい一日だったなあ」と呟いているのが可愛かった。
8月8日(木)
夜、事前に日本から予約していた『Spirited Away(千と千尋の神隠し)』を観に行く。残念ながら日本では観えなかったので初! あの映像をどんな風に実写化しているんだろう。舞台は演劇の聖地、ウエストエンドにあり、1904年オープンという歴史のある劇場、ロンドン・コロシアムだ。日本語のまま上映されるのも異例のことだとか。中に入ると「入り口」「お手洗いはこちら」などの表示が日本語に変わっている。開演前に軽く楽しめるバーのメニューにはおにぎりやお寿司、お弁当。お酒のつまみはかき餅。そこからもうワクワクする。劇場内にもぐるりと提灯がぶら下げられていた。繰り返し何度も観た大好きな映画を、こうやってロンドンで舞台として楽しむのは格別。しかも去年、「千と千尋の神隠しにおけるサブキャラクターのメッセージ性」という自主研究を夏休みの課題にしていた娘と一緒に(笑)。日本で、1人の宮崎駿という天才の頭の中で生まれたファンタジー、つまり無形のものが形となり、海を超えて人の心に届く。心躍らずにはいられない、Made in Japanの輸出。物語はもちろんだが、その背景に感じ入るものがあった。観終わり、さっそくhuluの「舞台『千と千尋の神隠し』ロンドンへ飛ぶ」というドキュメンタリーも堪能。
8月7日(水)
朝起きて軽く朝ご飯を食べ、8時30分に地下鉄に乗って9時に語学学校へ送り込んで13時のお迎えまで、近くのカフェで仕事。家だとやれ洗い物だ、洗濯だ、あー掃除してないーとか仕事以外の邪念(いや、邪念で名はいんだけども)、気になることが目の前にあって集中できなかったりする。いやー、なんだ、この圧倒的で心地よい集中力。ふと窓の外に目をやると愛するロンドンなわけだから、さらにモチベーションが上がるというもの。目の前のタスクに追われて忘れがちなロングスパンの目標についてもじっくり向き合える。はー、この時間、プライスレス。夜は元アシスタントでロンドン在住のアンナが会いに来てくれる。30代、仕事に子育てにめちゃくちゃ忙しかった日々を共に駆け抜け、そして支えてくれた恩人だ。何度も娘を保育園や学童にお迎えに行ってもらった。アシスタント業とは別なので、もちろんバイト代も渡していたっけな。アンナは成長した娘の姿を見て目を細めていた。その後、3人でレバノン料理を食べながら、やんややんやと仕事と人生の話をする。アンナのロンドン移住話を聞いて娘が「私の悩みなんて実にちっぽけ」と呟いていたのがちょっとおかしかった。1人で異国の地に住み、好きな仕事をする。そりゃ逞しくなるしかないよねー。アンナのロンドン生活に幸あれ。
8月6日(火)
今日も13時に語学学校が終わり、そのまま最寄駅のスーパーでちょこちょこ買い物してどっぷり昼寝。まだ時差ボケがなおらずに深々と眠ってしまう。どんなことでも抗えない、時差ボケ特有のあの引き摺り込まれるような睡魔、ちょっと気持ちいいと思ってしまうのは私だけ?夜はロンドンに家族で引っ越してきたチサさん宅へお邪魔させてもらう。娘と同世代の娘ちゃんが3人ということで、中学生トークを聞きながらとっても美味しいカレーを食べさせてもらった。チサさんと2人で迎え来る50代の生き方について話したかったんだけどその隙なく、それはまた次回へ持ち越し。楽しい夜をありがとう。
8月5日(月)
今日からいよいよ、娘の語学学校がスタート。団体での留学やサマーキャンプではなく、13歳で通える場所って意外と少ない。調べた結果、私が20年前に半年ほど通ったところへ行くことに。その旨をメールで伝えたら「あら〜、じゃあリピーターのディスカウントしておくわね」とのお返事。言ってみるもんだわ。20年前と大きくは変わっておらず、そこにまた英国らしさを感じる。13歳は送り迎えがマストということで、東京でもロンドンでもやってることは同じだなと思いながらも、やがて来る終わりを思うと早くも切ない。無事に1日目の授業を終えた後、歩いてサウスケンジントンまで行き、タイ料理屋でランチ→お茶。ここでもVPNを駆使してオリンピック観戦。外はお天気もよく短い夏を楽しむロンドナーで溢れている。今日の小さな幸せは天井が窓になってるタクシーに乗ったこと。お天気がいい日のヨーロッパでこのタイプの車に出くわすとウキウキして、いつも写真を撮ってしまう。ホテルをチェックアウトして、フラットへ移動。語学学校中のフラットはエアビーで見つけた、West Hamsted徒歩3分という便利な物件。南にある語学学校からは離れているのだけれど、この場所を選んだのは私の人生のメンターである美奈さん、そして大人気のケーキ屋Lankaを営む夫のユキさんの店と自宅まで歩いて行けるから。ホストのJooにそう連絡したところ、「私もLankaの忠実な顧客なのよ、かれこれもう10年は通っているかしら。おすすめは抹茶のショートケーキよ」とのことでなんだが不思議な縁。娘からは謎の?屋根裏部屋付きの家がいいとリクエストが来ていたのだが、フラット仕様でベッドルームが中二階にあるのでそれもまあ、一応クリア。夜は早速、美奈さんとユキさんの家にお邪魔して、近所のおすすめのトルコ料理へ。はー、トルコ料理も久しぶりだー。フムス、ラムや牛のグリルが本当に美味しい。娘も初日からすっかりと2人に懐き、幸せな気分で帰宅。
8月4日(日)
娘が2匹のウサギのぬいぐるみを持ってきたのだが(幼い…)、ホテルの方がハウスキーピングの度に一緒にベッドに寄り添って寝かせたり、片手をあげたていたりと動かしてくれている。帰る度、今日はどうなっているかな〜とワクワク。ホテルステイ最後の夜は「FROZEN」のミュージカルを観に行く。邦題「アナと雪の女王」、保育園時代の娘の相手をして一体全体どれだけ歌い、セリフを言い合ってきたことだろうか。たまにはエルサがやりたかったが、基本的にアナ役ばかりを担当していた。「FROZEN」は子供向けかと思いきや、あまりの歌の上手さと会場の一体感、工夫ある舞台装置で、大人も心から楽しめた。エルサ、かっこいい〜! The past is in the past.の歌詞が好き。実質、お初ロンドンの娘をあれこれ連れて行こうとするも特に観光に興味があるわけでない…という状態にもどかしさも感じていたが、ミュージカルは楽しかった模様。まあでも確かに観光名所なんて別にそこまで…という年頃だよね。昔のことすぎて忘れていた。帰りに中華街に寄って帰宅。
8月3日(土)
娘と2人でロンドンに来るのは12年振り。確か前回は冬休みで、会社勤めの夫に合わせると飛行機代が高くなるという理由で、2歳数ヶ月の娘と2人で先に来た記憶がある。「14時間の飛行機、よく2歳児とトランク抱えて行くねー!」と驚かれたけど、意外とへっちゃらだった。娘はまったく覚えていないそうだけれど、そりゃそうか。幼い娘と傘をさして歩いたロンドンも良かったが、13歳の娘と歩くロンドンは、当たり前だけれどただひたすら楽しくて嬉しい。今日はスピタルフィールズマーケットへ。古着をじっくり見たかったけれどイマイチ欲しいものもなく、娘が1枚メッシュTシャツとピンバッジを見つけたくらい。元々スポーツが大好きな私とオリンピックにめちゃくちゃハマった娘。買い物もそこそこに、スピタルフィールズのど真ん中のベンチに座り込み、柔道団体戦を鑑賞。あのルーレットはあり? どんな疑惑も持たれないような、アナログなやつがよくない? などと言いながらがっくりと肩を落としてホテルへ戻る。3日目にして早速、夕飯は近くの中華料理屋へ。焼きそばと卵スープが劇的に沁みる〜。
8月2日(金)
娘の語学学校が始まるまでのホテルステイ、今回はベイカーストリート近くのドーセットスクエアホテルにした。可愛らしい壁紙や家具、朝食場所で娘が喜びそう、歩いてすぐリージェンツパークで散歩できることなどが理由。初日は撃沈したため、すっきりと朝の7時に起床。シリアルやフルーツ、ミルクたっぷりの紅茶を飲んでロンドンを実感。ホテルを出て外気を吸い込むたびに「はわわーロンドンの匂いがする〜」と大喜びする私と、それを冷ややかに見る娘。今回の滞在を機に娘に買ったKodakのコンパクトカメラを片手に、公園へ。ロンドンを愛する大きな理由のひとつは、やっぱり広大な公園が美しいこと。そして、人がそれぞれ本当に自由気ままにその場所を楽しんでいること。2人でぶらぶら散歩して池の白鳥やカモを激写。その後、マリルボーン・ハイストリートに移動し、ロンドンで1番好きなチョコレート屋ロココチョコでシーソルトミルクチョコを1枚買い、向いにあるこれまたお気に入りのチーズ屋さんラフロマージュリーに立ち寄り、すぐ近くの愛する本屋ダウントブックスへ。ここでは日本作家の英語翻訳本と、もうかれこれ20年くらい愛用し続けているエコバッグを購入するのが習慣。今回はサチの分も買った。つまりマリルボーン・ハイストリートは私の好きが詰まった通り。一角曲がればお惣菜の美味しいオトレンギがあり、マドレーヌを必ず食べるべきSt.JOHNがある。娘と一緒に歩くことができて嬉しいな。あー、住みたい。サマージャンボ宝くじ一等&前後賞が当たったらアパートメントの一室が買いたい。この通りか、もしくはプリモローズヒルがいいな。この日もまだイマイチ時差ぼけがなおらず、夕食は無念の?ルームサービス。
8月1日(木)
この日から毎日ロンドン滞在記を綴る予定が、どうにもこうにもサイトへアクセスできずに2週間が過ぎてしまった(涙)。パリに移動した矢先からなぜかすんなりと入れるようになったのでアップしたいと思う。
今日から3週間、娘と2人でロンドン生活。エアビーでキッチン付きのフラットを10泊ほど借りているため、サトウのご飯やらお味噌汁やら、ロンドンの友人たちへのお土産(主にコンビニの限定お菓子とシートパック)を詰め込み、トランク3つで旅立つ。いつもスンッとしている思春期真っ盛りの娘もテンション高め。いざ行かん!と飛行機に乗り込むと、私の席に日本人女性が座っている。おそらく御年75ー80歳くらい。多分、席を間違っていらっしゃいますと話しかけたのをきっかけにおしゃべりするようになった。お友達とツアーで来るはずがもたもたしている間に締切りになってしまい、結局、1人で1日早くロンドンへ行くことになったのだと言う。名前はミツコさん。「空港からホテルまでの道順が分からないのよね〜。でも空港からタクシーで中心地まで行くのは高いでしょ。もし電車で行くなら後をついて行ってもいいかしら?」という。1人でなんたる大冒険!! もちろん一緒に行きましょうとお誘いして、機内14時間がスタート。ミツコさんはちっとも英語が喋れないけれど、近くのオランダ人女性と写真を見せ合ったり、図書館で借りてきたというロンドンガイド本を指さしておすすめを聞いたりと果敢にコミュニケーションを取っている。時々「ちょっと英語に訳してくれる?」とお願いされ、3人で話したりもした。飛行機を降りるときにその女性がミツコさんに「色々日本のことを教えてくれてありがとう。いい旅を。そしていい人生を。」と言っているのを見てこちらがじんわりと温かい気持ちになる。結局、ミツコさんは切符の買い方もクレジットカードの使い方もホテルの位置も知らず(笑)、ホテルで食べられそうな夕飯も買ってパティンドン駅でタクシーに乗るまで見送り、お別れ。「どうにかなると思ってたけど危なかったわ〜。泣きべそかくとこだった」と笑っていた。LINEは交換したが「Wi-fi繋げられるかなー。ミツコさん大丈夫かな」と娘も心配していた。翌日、お友達と合流するまで1人でバスに乗って楽しそうに観光している写真が送られてきた。たくましい。見習うべきことがたくさんある。そんなこんなで?無事にロンドンにつき、娘の語学学校が始まるまでのホテルにチェックイン。夕飯もそこそこに爆睡。