THE SHE

DIARY

2022 / Mar

3月17日(木)

 昨夜は久しぶりに大きな地震。娘と2人でお風呂へ入った直後に地震&停電。いや、体感としては停電→地震。急いで湯船から出て、外へ出かけられる格好に着替える。少年消防団に入っている娘は防災に強い。強いというか、とにかく興味があり、家族で1番知識がある。「窓左脇にソーラー式の懐中電灯があるから取って。」「停電した場合はすぐにブレーカーを落として。電気が戻った時、出火の原因になるから。」「壁を伝って天井まで火が回るまで3分なんだよ」などとテキパキと指示してくれる。ありがたや、頼もしや。東京都全域で停電したかと思い、急いでSACHIに電話するも出ない。後から聞いたところ、今、オンラインで海外とのミーティングやバイイングで忙しい時期で、地震に気づきはしたものの寝ていたそうだ。耐震のしっかりした物件で勝手に一安心、というところか…。

3月15日(火)

 昨年11月に里帰り出産をして以来、コロナでなかなか帰ってくることができなかった妹がやっと上京。妹について、母も2年ぶりに東京へやってきた。コロナめ…。2年ぶりとは….。娘が小さかった保育園時代、よく母に来てもらった。夜の急な発熱→私も夫も撮影や取材で今からはどうしようもない→母に電話→母、朝イチの飛行機で登場という離れ業もあったな。徳島⇆東京間をものともせず、赤い一泊二日用のトランクを引いて上京しては仕事と育児の両立を助けてくれた。と書いていると泣いてしまいそう。もちろん妹はそれよりも頻度高く、急な保育園のお迎えに何度も行ってくれて、寝かしつけまでして帰ってくれたことも。次はお姉ちゃんの番だ!と私は、鼻息荒くサポートする予定です。今日は久しぶりに母とご飯食べたり、お茶したり。喉が枯れるくらい、しゃべり倒した。

3月12日(土)

+IPPO PROJECT第三弾、オンラインバザー当日。今回もたくさんのご参加、ありがとうございました。

3月11日(金)

 学校から戻ってきた娘が「ちょっとだけ早い時間だったけど、黙祷したよ」と教えてくれた。うん、私も。あの時、君はまだ4ヶ月の赤ん坊でね、とその日の様子を話した。抱っこ紐に入れて神保町にある集英社を訪ねていたこと、机の下に身を潜めていたとき、じっとこちらを見つめてくる君を見て、この命をどう守ろうかと心臓がバクバクしたことなど、色々と話した。そして、新しく防災バッグを詰め直す。少年消防団に入っているから、今や私よりも防災に詳しい面もあり、娘は元気に頼もしく育っている。それだけでありがたい。

3月10日(木)

 朝から打ち合わせ→展示会2件→オンライン取材と走り回り、ふー、あとは締め切りがひとつだ!と息巻いていたら、明日だと思い込んでいたランチの約束が今日であったことを留守電で知る。本当に申し訳ない……。なんだか春の陽気に誘われて、浮き足立っているな。体はどっしりと重いのに。昨日は、毎週、配信を楽しみにしているNetflixの「39歳」が今週は大統領選挙のためにお休みだった。瞬きしている間に1ヶ月など過ぎてしまうくせに、今週ばかりは1週間が長い。家族が寝静まった後で、お風呂上がりのほかほか、スウェットにレギンス姿のゆるゆるであぐらを組み、STANLEYの大きな水筒からお茶をマグカップにコポコポと注ぎ、さあて!とNetflixを開いた時に配信がないことを知る絶望感(大袈裟)たるや。ふて寝だ、ふて寝。ふて寝というか、さっさと寝ろ!

3月9日(水)

 気がつけば分厚いコートが不要になり、歩く道には梅が咲いている。わあ、春だなーと思えるこの季節が好きだ。暖かい、ただそれだけでウキウキと幸せな気持ちになるから、単細胞バンザイである。朝からオンライン打ち合わせ続きで昼ごはんが15時に。駅前のチェーン店の蕎麦屋で食券を買い、とろろめかぶ蕎麦・ちくわ天トッピングを食べる。あー、たまに食べたくなるわー美味しいわーと思う自分に、わあ、東京での生活も長くなってきたんだなあと密かに驚いた。なぜなら、上京して初めての一人暮らしをしたとき、風邪をひいて食べた駅前のうどんが不味すぎてホームシックにかかり、大泣きした記憶があるから。いつの間にかカツオだしベースの優しいうどんじゃなくても、私、大丈夫になっている!! 卒業していったアシスタントたちも渋谷駅の通路にある「渋そば」が恋しいと言ってたな〜、2人とも元気かな。うちはついに?ERINAに続き、4人目となるアシスタント候補のREIMIちゃんがインターン中です。世の中のすべての女の子たちに幸あれ!!

3月4日(金)

 家族の知り合いから、東京ディズニーランドの特別優待チケットをいただいた。金曜の夜3時間、500組の貸切。せっかくなのでと娘と2人でディズニーランドホテルに一泊して参戦。暖かくはなってきたものの、夜だものねと思い、おそらく今年最後のダウンコートを着込んでいざ、舞浜へ。入園までの間、娘は美女と野獣の部屋で塾の宿題をコツコツとやっていて、ものすごくシュールな図になっていたが、偉いぞ。3時間という制限あり、マスターたちは我先にとお目当てのものに並んだり、ギフトショップでまとめ買いしたりしていた。我らはというと直前にアプリをダウンロード、おたおたしながらもたくさん乗り物に乗り、花火を見て、パレードに手を振り、買い物した。確かに夢のような時間であった。

3月3日(木)

 ひな祭りだが、締め切りが大詰め。昨日は久しぶりにとあるブランドのイベントでファシリテーターとして登壇。2人の女性起業家と対談をした。お二人とも多忙に多忙を重ねる生活だけれど、実は仕事のストレスはない、自分のやりたいことだから楽しくて仕方ないとおっしゃっていて、清々しい。ゲームをやめられずに叱られちゃう子供みたいな感じだとも。日本の女性は我慢強すぎる、もっと「好き」にわがままでいいと思う。そんな話をしながら、とてもポジティブな気持ちになれた。なれたので、頑張って深夜までパソコンを叩きまくって無事に脱稿。

3月2日(水)

 直前でどうにか回避されると希望を持っていたロシアのウクライナ侵略が始まってしまって以来、何をしていても頭の片隅にこの戦争のことがあり、精神的にしんどい。戦争反対、どんな大義名分も許されるものではない。それは絶対的な考えとしてある。その上でどんなところにどういう寄付をすれば、少しでも助けになるのかとか、どこのニュースを信頼して受け止めるのかとか、子供との会話とか、色々と考えることがありすぎる。とにもかくにも知って選ぶ。知識は選択。これに尽きるとは思う。心は寄せるけれど、自分はいつもの生活を淡々と送る、それが結局は助けになる、そういう考えを災害時にもよく聞くのだけど、でも、それって、自分と自分の愛する人が安全ということが大前提になっているからこその考えなのでは? と、前々から疑問に思っていたことがまた頭に浮かぶ。とりあえずユニセフに少しばかりではあるが、復興に役立ててもらえたらと募金をした。そんな中、従兄弟の娘、かっぴーが成人。思わず「大人がこんな世の中にしてごめんねだけど、少しでもいい未来を渡せるように頑張るから、かっぴーは日々の小さくて自分基準の幸せを積み重ねて、楽しく暮らしてね」とメッセージを送る。

2月24日

戦争反対。

2月14日(月)

 ハッピーバレンタイン、と書きながら今年は娘もコロナ対策で”友チョコ”を配れないこともあり完全に忘れていた。午後からの撮影に持っていこうと思っていたのに…。皆でケータリングのおやつとしてついていたスコーンを美味しく食べる。10代後半に妹と2人でドハマりしていたドイツのチョコレートがある。おそらくドイツではそこそこ有名だと思う銘柄なんだが、日本で見つけるのはなかなかに難しい。2o代で一度、久々に発見して妹と狂気乱舞。何年かぶりに口にする妹を激写し、その笑顔を額装して当時、一緒に暮らしていた家に飾るというシスコンっぷりを発揮していたことが懐かしい。パッケージこそ変われど、これはおそらく…あれだ!というチョコをバレンタイン期間だからだろうか、成城石井で発見。思わず5つほど、大人気なく買い占める。予感は的中で、口に広がる思い出の味!!! 家族にもお裾分けしたら、あまりの美味しさにあっという間になくなる。妹にとっておいた分まで食べてしまって、今、店では売り切れ状態。ごめん。ここで妹に謝っておこうっと。

2月9日(水)

 オンラインミーティングが3時間。打ち合わせをしている方の一人の画面に時々、猫2匹が登場し、顔を近づけてすりすりとしているを見るたびにほわわわわ〜となったのだが、真剣な話の最中に士気が下がると思ったのか猫の前足が映るくらいになると画面をオフにしてしまう。えーん、そのままにしてー!と気軽に言えるムードでもなく、しょんぼり。振り返れば2月はいつもそうなのだけど、1年で1番やる気とかガッツとかパワーが低下する。動物たちと一緒に冬眠している気分。底冷えが原因じゃないかと思うんだけど、どうだろう。終わらないコロナと緊迫するウクライナ情勢にさらにどんより。冬季オリンピックを観るために本当に久しぶりにテレビをつけっぱなしにしているな。

2月8日(火)

 冷え性と貧血改善のため、漢方を始めてみることに。オンライン相談に際し、事前に下の表と裏の画像が必要とのことで携帯で自撮り。初体験だわ、これ。後日、スクロールしてギョッとしそうと思い、取り立てて自分が見たいものでもないため、送信と共に消去。漢方には舌の観察が重要というもんな。まずは血を補う漢方を処方してもらうことに。鹿のツノ成分が入っているとか。漢方のパッケージにお尻をフリフリとしたパンダのイラストがあり、可愛い。娘はいよいよ塾の新6年生クラスがスタート。いよいよだなあ。頑張れ。こちらが焦ってキーッとなりああだこうだとつい叱ってしまっても、5分後には鼻歌を歌っているので腹が立つやら、笑うやら。「ママって怒っても全然そのパワーが続かないよね、数分後にはケロッと戻ってる」などと言われたこともあり、まあ、どっちもどっちか。そして見透かされている….。