THE SHE

DIARY

2024 / Feb

2月20日(火)

 え、あまりにも暖かすぎる。小春日和というか、すでに春本番というか、「GWどうだった?」と言い合っている頃の気候。月に2度ほど訪れるクライアントの会社に、いつもと違う路線で向かうと、思った以上に電車を降りてから会社の最寄り出口はの道のりが遠い。やばい、遅れる〜とダッシュで向かうと、びっくりするくらい汗だく。そしてそんな日に限ってハンカチを忘れる。恥ずかしい。私の得意技、荷物を探すふりをしてこっそり布トートで拭う作戦か…と思ったが、小さな打ち合わせ室でそれも叶わず。やばい!と思ったら余計に汗が出るという悪循環。はーやだやだ。先日も普段あまり使わない日比谷線に乗り、虎ノ門ヒルズ駅で銀座線に乗り換え。これがめちゃくちゃ遠い。私の感覚では乗り換えレベルではなく、表示するのやめてーと思った。今日は時間があるから一駅歩こう〜、あっちのスーパーの方が魚新鮮だからちょっと遠いけど歩くか〜レベル。しかしiPhoneのフィットネスアプリの歩数を稼ぐためにのしのしと歩いた。今日は気温上昇&低気圧&生理でとにかく眠い。

 

2月19日(月)

 今日は締切が2つ。お昼からTHE SHE WEB STOREの物撮りに参加。もうすぐ入荷予定の色々がとても可愛くて、楽しみ! 今ってこんな気分だよね〜をSACHIと確かめ合う。娘の塾のお迎えの時間まで事務所で事務作業を色々とやってすっきり。夜は待ちに待った『私の夫と結婚して』15話をお風呂で堪能。

2月18日(日)

 期末テストを控えた娘が勉強はあまりせずとも遊びに行く勇気もなく、1日中家にいるため、私も溜まった家事をこなす。バスの中の次にお風呂で本を読むか配信を観るのが大好きで、最近の私的、お風呂ベストフレンドは、エプソムソルト(無香)をどさどさ2杯+薬用ホットタブ重炭酸湯Classic3粒+クナイプバスソルト(香りは色々)。ふーーーーという深呼吸と共に1日の疲れが一気に取れる。最高!いつかバスグッズも作りたいなあ。

2月17日(土)

 入稿をすっきりと終わらせている、爽快な週末。夫が海外出張中ということもあり、娘二人とぐーたらと昼まで寝る。いや、別に夫がいても寝るんだが。昨晩、漫画『凪のお暇』最新刊が出たので、久しぶりに一巻から読み直してしまい、寝るのも遅くなってしまった。ここ最近、漫画はすべて電子書籍で買っている。ちょろっとチェックした時に、あなたの新刊という欄にお知らせマークがある時の嬉しさったら!!! きゃーっ、なになに?と開ける時のワクワクったら!!! 娘は私と違い、本棚にコツコツと漫画を集めている。漫画、書籍、写真集になんやらかんやら。自分の本は極力、事務所に移したけれど、本棚がぎゅうぎゅう。宝くじが当たったら、巨大な本棚を置ける家が欲しい。夜は娘とぶらぶらのんびり散歩がてら、駅前まで出てお好み焼きを食べた。夜風も冷たすぎず、くだらないおしゃべりが楽しくて、とてもよい夜。

2月16日(金)

 朝からどっしりと椅子に座りっぱなしで入稿。途中、母と電話で来週の『私の夫と結婚して』のラスト配信がいかに楽しみかを語り合う。そして私は『殺人者のパラドックス』も着手。次から次へと韓国ドラマの充実っぷりは本当にすごい。ノムチョア!

2月15日(木)

 家族3人LINEで、娘からのメッセージに「ワハハ」と返したら、「パパかよ」「何歳?」との返事。「え、46歳」と答えつつ、「ふ、古い?」と聞いたらば、「ガチ古」「古代」との答え。き、気をつけます。

2月14日(水)

 今日はバレンタイデーか。なんだか世の中、しんとしていて忘れ去られているような気がするのは私だけ? ランチの後のコーヒーにハート型のクッキーが添えられていたくらいだな。近所のスーパーマーケットは早々と3月3日ひな祭りへとターゲットを移している。娘から夫へのチョコ贈呈を見届けて、終了。

2月13日(火)

 久しぶりにSACHIとキャッチアップ。出張などを挟んで会っていない時間が長いと、会うなり「今日、話したいこといっぱいある」とお互いが言うことからスタートする。もちろんTHE SHEのこれからについての打ち合わせのために会っているのだが、あっちゃこっちゃに話が飛んで、話題が絶えず。こんな風にずっと仲良く生きていきたいもんだと思う。

2月12日(月)

 は〜、毎週が三連休ならいいのになぁ。弁当作りのない3日目の朝、最高。一足先に歯の矯正が始まった娘に続き、2末−3月半ばの出張が終われば、私もスタート。最近、ふとした時に思い出すのが、とても丁寧で優しい担当の歯科医の言葉選び。詳細なレントゲン写真やら数字化したデータを見ながら、「お母様は奥歯の噛み合わせは完璧ですから治す必要はありませんねえ。ただ右の前歯に段差があります。」(つまり出っ歯ということですな?←私の心の声) 「下の歯はですねえ、同じ年齢の方の平均に比べて、非常に顎が発達していらっしゃるので」(つまりアゴが出ちゃっている、しゃくれておるのですね?)という具合。相手を傷つけずに説得するあの口調、癖になっている。

2月11日(日)

 久しぶりの三連休というわけで、2日目の今日、朝から近所の酵素浴とよもぎ蒸しをダブルできめてやった!! 爽快。

2月9日(金)

 いつもはありとあらゆる配信のサブスクリプションにお世話になっているため、滅多にテレビを見なくなってしまった。しかし、今は、宮藤官九郎の脚本を愛する娘と毎週金曜日に『不適切にもほどがある』をとびきり楽しみにしている。ドラマが終わったら脚本本を買うという流れだ。私がおそらく最も繰り返し観たドラマ『白い巨塔』は今、小説を読み返しているところだ。登校中の娘から「え!財前が子持ちなんだが!!」「鵜飼が意外と若い」などと声が届く。後は「君!! そろそろ風呂に入りたまえ!!!」と東教授の真似をしたり、「こう見えて嘘と尻餅はついたことがおまへんのやで〜」と財前又一のセリフを言い合ったり。あー、楽し。さて三連休だ。

2月7日(水)

 今日まで中学校が受験休みの娘。他の学校は旅行に行けるほどにのんびりらしいが、我が娘は膨大な課題と提出物を抱えている。しかし、ギリギリまでやらない。誰に似た!! 無論、自分で、だからこそ余計に腹が立つ。結局深夜まで付き合うこととなるが、夫はさっさと寝るタイプ。それにもまた勝手に腹が立つ。私の母も洗濯したり掃除したりしながら起きてくれていたなあと思い出したりもする。お母さん、ありがとう。昼間にインターホンが鳴り、出た娘が「近所の人かも。柿田めいさん?と言ってるよ」と言う。え、なんだろ!引っ越してきた方かな?と急いで玄関を開けたら「書き留めです」といつもの郵便配達の方。二人で大笑いした。こういう瞬間をいつまでも覚えておきたいと思った。

2月6日(火)

 久しぶりの大雪予報。そんな日はたいがいロケ予定という編集者としてけしからん雨女の私。予定より早めのスケジュールに切り替えて、無事、雪が降り出す11時前には終了&解散。ところが落とし穴はこの後にあり、なんと娘の塾がクラス替えのテストを決行するという。ここの先生たちは数学に魅せられた、根っからの数字オタク。大雪より問題解きたいよね?という頭なのだろうね、帰りの時間は早くなったものの授業があるとな。ちょうど受験期間で中学校が休みの娘と、夕方から完全に人の流れと反する形で新宿へ。2人できゃっきゃ言いながら到着したはいいが、2時間後の19時過ぎ。めちゃ積もってる。近くのカフェで仕事をしていたため、そこまで歩いてきてねとLINEしたら「ビニール傘を誰かが持って行っちゃってボロボロのしか残ってない」との返事。歩いて片道10分足らずを歩いて迎えに行き、すでにびしょびしょ。人気の少ない路地は積雪5cmといったところか。それでもきゃっきゃ言い合って帰るほどの余裕はあった。電車で渋谷に着き、そこからバスに乗ったのが間違い。最寄り駅から歩くのも怖いねと、家の前に着くバスに乗ってしまったのが、もう一度言うが、大間違い。走り出した途端に運転手さんから「終点(といってもさほど遠くない)まで3-4時間かかる見込みです。そしてこれが最終バスです」とのアナウンス。さらに「こういう事情ですので降りたい方は途中でも遠慮なくおっしゃってください」とのこと。途中、我慢しきれなくなった一人の男性が果敢にも降りようとする。ぴいーっと扉が開いた先に見えるのは、暗闇の中、横殴りに降る雪。上から下ではなくて、完全に右から左状態。しかも雷。いつもは20分足らずで着くところまで、ほぼ3時間かけて帰ったとさ。

2月4日(日)

 立春の日曜日は部屋掃除と入稿で暮れていった。

2月3日(土)

家族で恵方巻きを食べ、豆を巻いた。今年はスタイリストで仲良しの友達の夢乃が穴八幡宮で一陽来復のお札を買ってきてくれたので、ありがたく貼らせていただく。日付が変わる12時ちょうどに、部屋の中心から見て、その年によいと言われる方角のなるべく高い位置に張り付ける。緊張する行事である。剥がれてもいけない、遅れてもいけない。30秒前から狙いをつけた場所の下に置いた椅子に登り、手を添えてスタンバイOK。無事に貼れました。

2月1日(木)

 朝5時45分ピックアップでロケへ。現場でああでもないこうでもないと皆で相談しながら撮影するのはファッション誌の編集をし始めてもうすぐ25年(!!)になるけれど、ずっと楽しい。天職かどうかは分からないけれど、大好きなことを仕事にできているのはありがたいことだ。愛を込めていろんなページや企画、ビジュアルを作り続けていたいなあと思う。順調に終わって皆でお弁当を食べて解散。そのまま筋トレへ。今日の私、エライ!

1月31日(水)

 大好きな先輩編集者2人と松陰神社の「ル・ゴダーユ」でランチ。仕事とプライベートとこれからの生き方についてたくさん喋って楽しい時間。1月のいい締めくくりとなった。

1月29日(月)

 漫画家の芦原妃名子さんの訃報に触れ、今日はなにをしていても1日、心が沈む。さまざまな意見や立場や工程があると思うけれど、0→1にする仕事、原作者が1番尊重されるべきである。それに尽きる。そしてSNSの難しさについても、仲の良い仕事仲間とも意見を交わした。自分はやらない。誰かを攻撃したり、誰かを傷つける愚痴をこぼしたりしない。それしかできないけれど、でも、やらない。

1月27日(土)

 月に一度、甥っ子のおにぎりが事務所に泊まりにくる日。今回は娘も参加して、皆でKPOPを踊ったり、散歩がてらランチに行ったり、四谷のおもちゃ美術館に行ったり。甥っ子優先のスケジュールだったけれど、娘は「おにぎりって本当に可愛い」と溺愛しているため、嬉々としてお世話をしていた。ありがとう。途中ですれ違った消防車とパトカーに夢中のおにぎりに、どちらの車に乗った方々もしっかりと敬礼したり、手を振ったりしてくれた。世の中、ニュースやインターネットの画面を通じて目を覆いたくなるような辛いこともあるけれど、同時に、いつもの毎日にはこんなにも愛と好意が溢れているんだと思った。

1月22日(月)

 スタジオ撮影。今日ご一緒したタレント兼モデルの女性は、ファッションが大好きなことが伝わってくる、プロらしいポージングを繰り返してくれて、とても嬉しい気持ちになった。性格も良し、朗らか。聞けば4月いっぱいまでお休みなく仕事が入っているとか。納得。夕方から1本打ち合わせで喋り倒して、声がガラガラ。