+IPPO PROJECTとは、スタイリストの井伊百合子、フリーPRの枝比呂子、THE SHE運営＆編集者の渡部かおりが主催するファッションの持つポジティブな力を、さまざまな形で社会問題につなげる活動。一緒に手を繋ぐのは、児童養護施設などを巣立った人たちのその後を支えるアフターケア相談所「ゆずりは」。ファッションに関わりのある職業に就く人々に愛用中の洋服や雑貨を寄付してもらい、一部の必要経費を除くすべての売り上げ金をゆずりはへと寄付するという取り組みです。2021年1月に開催した第一回目のバザーでは、総額135万8927円を3月31日付けでゆずりはへと寄付させていただきました。詳しくはこちらより活動報告の記事をご覧くださいませ。

 

この度、たくさんの方々のご協力を経て、第２弾となるドネーションバザーを開催することとなりました。以下、予定しているスケジュールとなります。

 

7月28日（水）の13時よりTHE SHEにて一回目のオンラインバザーをスタート。

8月18日（水）の13時よりTHE SHEにて二回目のオンラインバザーをスタート。

10月23日(金）ー10月25日（日）ヘアサロンTwiggyのイベントスペースにてリアルバザーを開催。＊新型コロナウィルスの感染拡大状況により、予定が変更される場合もあります。

 

＊配送につきまして

THE SHEの通常の配送と異なり、毎週水曜日に週一回ごとの配送となります。また、オッリンピック、パラリンピック開催中は、大規模な交通規制の影響で荷物の配送に遅れが生じる場合がございます。

 

愛用品を提供してくださった方々を下記にてご紹介します。＊五十音順・敬称略

荒木大輔（スタイリスト）
天野志穂（ファッションエディター）
井浦新（俳優）
岡本充男（写真家）
カジウラチエ（つくるひと）
金子夏子（スタイリスト）
小牟田亮（エディター）
小林エリカ（作家・漫画家）
小池大輔（（株）幻冬舎 執行役員/（株）GPR代表）
小林美紀（PR）
浜野静恵（編集者）
一ツ山佳子（スタイリスト）
矢島孝行（株式会社やまと）
山瀬真由美（アーティスト・ライター）
吉田佳世（スタイリスト）
米澤仁美（MUSE de Deuxième Classeプレス）
渡辺有子（料理研究家）

 

最後に、アフターケア相談所ゆずりは代表の高橋亜美さんより届いたメッセージと、第一回目の寄付金での活動報告をいただきましたので、こちらに掲載いたします。

 

＋IPPO PROJECTにご協力くださったみなさまからのご寄付は（1358,927円）ゆずりはの相談者への支援費として活用させていただきました。具体的には家賃、医療費の給付、食糧や生活用品（洗剤、生理用品等）の調達及び配送費用に活用させていたしました。（延べ48人の相談者に給付等することができました）
日々、相談者の方には、公的な支援や給付金等を申請、活用できるよう伴走しサポートしていますが、公的な支援は申請から給付に至るまでに時間が要したり、様々な事情から利用できない人もいます。暮らしの拠点となる家を持つこと、失わないこと、医療を必要とするひとが適切な治療を受けることは生きていくために欠かすことのできないことです。＋IPPO PROJECTからのご支援で、困難な状況にあるひとの状況や事情に寄り添った柔軟な支援をすることができました。
ファッションと福祉は、かけ離れた分野のことではなくて、ひとが生きる営みのなかに、あたりまえに寄り添って在りたいと願ってきたことが、+IPPO PROJECTで実現することができました。選べなかったり、奪われたりしながらもなんとか生きてきたひとたちが好きなものを選び、身に纏えることはきっと、安心と楽しいと自由を育みます。
+IPPO PROJECT共に歩んでいけるこれからにわたしもとてもワクワクしています。ご協力してくださった皆様に「これからも一緒に」の思いもこめて、心からの感謝を申し上げます。ありがとうございました。
ゆずりは　高橋亜美