THE SHE

MAISON BADIGO

日本初上陸、パリジェンヌの新定番<MAISON BADIGO>のかごバッグ

夏になると欲しくなるもののひとつにカゴバッグがある。最近では冬に持つことこそ、小粋だという風潮も高まって、1年中、ファッション小物として使う人も増えている。ハイブランドからプチプラブランドまで、ラフィア素材のカゴバッグがたくさん登場する中で、THE SHEらしいカゴバッグとはどんなものだろうかと考えてみた。

 

①色や柄が楽しいもの
②民俗調のエッセンスが入っているもの
③ガンガン使える丈夫な素材
④カジュアルなものこそ1点ものだと嬉しい
⑤ほっこりはしたくないが、ハンドメイドの温もりはほしい。
⑥ポップな色からダークな色まで、バリエ豊富な中から選びたい。
⑦コーディネートの”ハズし”になる、チャーミングなもの
⑧できれば新しいブランドがいい
⑨荷物がたくさん入る形がいい
⑩夏限定ではなく冬も使えそうな見た目

 

書いていて漂うのは、己のわがまま感。しかし、やはりTHE SHEとしてのこだわりはとことん追求し、自信を持って楽しくファッションアイテムを提供したいので、仕方がない。幸運なことに、このわがままな条件をクリアしたブランドを発見したので、真夏が来る直前に、なんとか間に合わせてアップします。

パリ発、日本初上陸のバッグブランド<MAISON BADIGO(メゾン バディゴ)>。2021年1月にデビューしたばかりの新鋭ブランドで、デザイナーはパリのバスティーユに拠点を置く、生粋のパリジェンヌのローラだ。デビューしたばかりではあるが、街中でも使うことを想定して作られたかごバッグは、すでに、ファッションの聖地、パリの左岸エリアを中心に、地元では大人気。嬉しいことに、なんとローラ自らがTHE SHEのサイトを気に入って、オファーをしてくれた。

エスニック調のポップな色柄がぱっと目を引く見た目はもちろん、南米の天然のサボテン繊維を使ったという丈夫な素材も展開の決め手となった。数あるアイテムの中から、THE SHEらしい35点をSACHIがセレクト。すべてが1点ものだ。ショルダー部分はハンドメイドで編まれた三つ編みヒモタイプと、より民族調気分を盛り上げるチロリアンリボンタイプの2種類。

パリから届いたダンボールを開けながら、思わず、かわいい、かわいいと連呼。幸せなムードに浸る最中から、35点すべてをネーミングしようというSACHIの無茶振りな提案に答え、チョコレートをかじりながら、大喜利状態で名前をつけた。お買い物時のちょっとした楽しみとしてぜひ、ご覧ください。

 

Text : Kaori Watanabe<FW>