THE SHE

Maria la Losa

THE SHE的スタンダード、レギンスについて考えた。

レギンス(旧名スパッツ)はTHE SHEの2人にとって、欠かせないアイテムのひとつだ。家にいるとき、寝るとき、旅行中のホテル着は大体、レギンス。もちろん、ワンピースやショーパンに重ねることも多いが、2,3年前までは大概、黒かグレーだったように思う。思い起こせば”派手柄レギンス”、”派手色レギンス”に猛烈に興味を持ち始めたきっかけは、2019年秋冬シーズンの<ドリス ヴァン ノッテン>にある。そのシーズンはドリスの家の庭に咲いた様々な花を転写プリントしたアイテムがたくさん登場した。それはレギンスにも使われていて、スカートとレギンスが同柄でリンクできたり、スキンウエアと呼ばれるインナー使いのタイトなトップスとレギンズをボディースーツのようにスタイリングできるのが新鮮だった。(ちなみに、その上から半袖のツナギやワンピースを着るのが好きです。)それ以来、パジャマ代わりやトレーニング用のレギンスとは別枠に、ファッション・レギンスというカテゴリーが新たに確立された。

そして今回、SACHIが見つけてきたのがイタリアの高級靴下ブランド<Maria La Rosa(マリア ラ ローザ)>のスペシャルなレギンス。THE SHEではもともと、上質でユニークなメタリックソックスや豪華絢爛な鳥や植物のプリントが施されたシルクナイロンソックスなどを取り扱っていてる。その小粋なデザイン性と履き心地が人気で、リピート買いが相次いぐ人気商品。レギンスもその信頼の質の良さと履き心地はもちろん健在だ。

ガーデンレギンスと呼ばれる花柄のレギンスが3種類、ベルベットサイドラインレギンスが5色、全部で8種類が揃う。

 

ガーデンレギンスは、黒がベース。大輪の花々が咲く(No.3)はもう歩く花束の域。ワンピースやチュニックから少し覗くだけでも、かなり華やかなインパクトになる。過去にジバンシーがモチーフとして使っていた記憶があるくらいで、意外と?花柄プリントとしてチョイスされないパンジー柄(No.1)の可愛さたるや! そして、私史上初めて見た彼岸花を投入している(No.2)の新鮮さたるや!

サイドラインレギンスは、スポーティなアイテムだけれどラインがとびきり上品なベルベットというコントラストが最高。夏は、長めのTシャツに合わせ、ボトムとして穿きこなしたいところ。もちろん、レイヤードにも効果的なので、5レンジャー(古い?)になる勢いで、色違いで揃えたい。

以上、THE SHEのこの夏の推し「ファッション・レギンス」の紹介でした♡ さあ、とことん夏のおしゃれを楽しみましょう!

Text : Kaori Watanabe<FW>