THE SHE
THE SHE LABができるまで

こんにちは!いつもTHE SHE magazineを見てくださってありがとうございます。マガジン担当のKAORIです。前回の記事「ツナギの彼女」でも少し触れた通り、THE SHEは拠点を構えることとなりました。思い起こせばコロナ禍の最中にオンラインのみのプラットフォームを立ち上げ、その時々の情勢や自分たちを取り巻く環境を鑑みながら、「ウェブストア時々ポップアップ」を続けていました。しかし、5周年を迎えるにあたり、この先も長くTHE SHEを続けていくため、今の時代に沿う形態、自分たちが楽しめること、常に新しさを意識することなどいろんな視点から考えた結果、拠点を構えるということに辿り着きました。準備に追われながらも、私もSACHIも新しい試みにとてもワクワクしています。
拠点の名前はその名もTHE SHE LABO。ショップだとシンプルすぎるし、サロンはかしこまりすぎて敷居が高い感じ。実際に試着して購入していただくアポイントメント制のショップはもちろんのこと、THE SHE magazineの編集部的役割、スタイリストさんへのリース機能、はたまた気になるヒト・モノ・コトのポップアップやエキシビション。ケータリングを頼んで四季折々、おしゃべりの場にするのもいいし、小さなお茶会も素敵。実験的にやってみたいことは山のようにあるため、実験室の意味を持つ「ラボ」という言葉を選びました。
場所は旧池尻中学校を改造してオープンするHOME/WORK VILLAGEの一角。三宿の交差点から少し歩いたところにあり、目の前は世田谷公園、お隣は池尻小学校という緑深くて地域に根差した場所となります。ファッションといえば青山、表参道界隈、銀座などが中心だけれど、あえて少しだけ離れている大らかな場所をスタートアップに選んだことも、ここから独自のファッションやカルチャーを世界に向けて発信していくことも私たちらしいのかなと思っています。
エントランス近辺。入ってすぐにブックラウンジがある。
準備中の館内には中学校で使われていた教員用の机や図工室の机など、たくさんの備品が残っている。
2階のホールから見た体育館。ここでもなにかイベントをしてみたい!
今はまだ館自体もプレオープンの状態。今は3階のオフィススペースにインディペンデントな活動を楽しんでいそうな会社が入居を始めていて、2階にコワーキングコミュニティのMIDORI.soが開きました。1階は現在、ブックラウンジのみが営業を始めていますが、仕入れた情報によるとグランドオープンの7月24日にはカフェや人気の和食屋、大きなホールには朝食から夕食までを提供するレストラン、花屋にワインショップ、クラフトビールのお店などが出揃う予定。シェアキッチンや配信スタジオの機能もあり、体育館横にはシャワー設備のあるランニングステーション、柔術道場にダンススタジオとワクワクするラインナップになっています。THE SHE単体ではなく、たくさんの仲間と新しい場所を共有しながら成長していけるのもこの場所を選んだ理由のひとつ。LABをのぞいた後にランチして帰る、本とお花も買う、はたまた我らも訪れてくださった皆さんと一緒にコーヒーを飲んでおしゃべりするなど、楽しみ方が倍になりそうなところも嬉しいです。
THE SHEが入るのは3階、314号室。今はまだ名無し、もうすぐプレートに名前が入る予定
教室を2分割して作られた空間。かつての下駄箱が陳列棚になっているところがお気に入り。
まずは試着室が完成というべきか、試着室しかできていないというべきか。
即席すぎるデスクで鬼のように企画を考えてみたり。
窓際に腰掛けて眺めるこの景色がお気に入り。
グランドオープンのお楽しみはとっておきつつ、6月6日から6月8日の3日間で場所のお披露目も兼ねてプレオープンのショッピングイベントを開催します。基本的にTHE SHE LABOはアポイントメント制になりますが、この3日間はどなたでも気軽に入っていただける期間なので、緑美しい季節にお散歩がてらぜひお立ち寄りください。
THE SHE LABO プレオープン・ショッピングイベント
6月6日ー6月8日
HOME/WORK VILLAGE
東京都世田谷区池尻2-4-5 3F 314号室
11時ー18時
この3日間以外にもお買い物はもちろん、撮影に関してのリースなども受付中。現在のところはホームページのASK ME、もしくはインスタグラムのDMにて受けつけ中。ぜひ気軽にお問い合わせください!
7月24日のグランドオープンまで、今後もTHE SHE LABの進捗具合をお伝えしていきます。
Text : Kaori Watanabe<FW>