THE SHE

My Femininity is...

乙女な気分、急上昇中

THE SHE内で地味代表と言われている(あ、ネガティブな意味は一切ないです笑)、アシスタントERINAです。前回のmagazineでもモノトーン愛を語らせていただきましたが、相も変わらず、黒と白とデニムばかり着ている毎日です。それでも、やっぱり、朝起きたときの空気が暖かかったり、ご近所さんのお庭に植物が咲き始めていたりと春の訪れを少しずつ感じる今日この頃、心なしかテンションの上がる華やかなものが欲しくなってきています。平日休日を問わず自転車を乗り回すかなりの自転車ユーザーなので、アクティブに活動しやすいアイテムであることを前提に、今注目しているフェミニンなアイテムを紹介します。

 

ニットオンニットならピンクもあり

カシミアプルオーバーのピンクは少し青みがかった色味が甘すぎず、色モノを着ることにおいて、石橋を叩いて渡らないような私でも難なく着られます。その上にカシミアキャミソールを重ねて、物理的にピンクの面積を減らすことで気軽にトライでき、おしゃれ度もアップするという一石二鳥コーディネート。日暮れももう少し暖かくなったら、アウターを羽織らずに、プルオーバーの上にスリップドレスを着て1日過ごしたいなぁと妄想してます。

カシミアクラシックプルオーバー ピンク¥39,000+TAX・キャミソールカシミアニット キャメル¥20,000+TAX/エクストリームカシミア(ともにTHE SHE) デニム/私物 着用:ERINA(身長155cm)

 

〈ドファネット〉の花モチーフで顔周りを華やかに。

普段、耳にはなにもつけないか、つけるにしてもシンプルなゴールドのフープピアスだけ。だってそれが一番楽だし、簡単にキマるじゃん? そんな保守的な考えを打ち破ったのが〈ドファネット〉の押し花アクセサリーです。NY在住のデザイナー、オリヴィア・チェンが、花弁が整列した一番きれいなタイミングで押し花にし、エコフレンドリーな樹脂でコーティングしてピアスに。緑のマスカラを使ったり、アイラインを赤にしたりとカラーメイクが楽しい春、押し花アクセサリーで顔周りをさらに盛り上げていきたいところです。

(右上から時計回りに)白の紫陽花ピアス(価格未定)・パンジーのピアス(価格未定)・ピンクラベンダーのピアス(価格未定)/ドファネット(すべてTHE SHE)※新作はすべて4月頃入荷予定

 

耳のストラップがシュシュに早変わり

こちらの〈ケーコー〉のシアサッカーマスクは鮮やかなペールライムグリーンが心躍るイチオシアイテム。いつもはプレーンな服装が多いので、装飾的なマスクをつけるのにもハマっています。さて、実はこのマスク、耳のストラップがギャザー入りのシュシュのようになっていて、

少しマスクを取らなければならないタイミングなんかは、このように手首にかけてホールドできるんです。最初見たときは、なんて便利!と感激しました。なんだかんだマスク生活はこれからも続きそうなので、もう1枚違う色をゲットしようかと悩み中。

シアサッカーマスク ペールライムグリーン¥3,000+TAX/ケーコー 写真1枚目に着用したカシミアヘンリーネックプルオーバー¥45,000+TAX/エクストリームカシミア(ともにTHE SHE)

 

ここまで紹介したアイテムはどれも、いつもの装いに「プラスワン」できて、カジュアルな服装にもマッチするものばかり。日々の忙しさに気を取られておしゃれすることを疎かにしがちな私ですが(ファッションエディターのアシスタントのくせに!)、少しでも華やかなアイテムを身につければ気分も上がり、相乗効果でなんとなく作業効率も上がる気がするのです。

 

余談:私の中の”華やか”服の頂点は、師匠・KAORIさんの〈トーガ〉のフェザーコートです。羽織ったこともないけれど、事務所のクローゼットからたまに毛がはみ出しているけれど、なんだか思い出すだけでクスッと笑えて元気になる素敵な服です。

Text & Edit : Erina Ishida〈FW〉