RELAXED PANTS
今年も豊作。秋のリラックスパンツ

約5年前にオープンしてからシーズン毎にポップアップストアを開催し、今年の夏には定期的にショップとして開放している拠点・THE SHE LABOを構えたTHE SHEですが、アイテム選びではオンラインでも購入しやすいこと(もちろんデザイン性も抜群)を根底に据えています。
個人的な話、日頃から厚底シューズで身長を盛っている低身長ということもあり、オンラインではトップスや小物類をチェックしがち。ボトムは実際に穿いてみて判断したいというのが本音だけれど、今シーズンに入荷したパンツはどれも、155cmの私でもクリア。丈が長めの場合は、ウエストゴムのデザインを高めの腰位置でキープしたり、ヒール高のある靴を合わせたりと多少の工夫は必要ですが、毎日ラクに穿けそう! と思い〈ベースレンジ〉のフランネルパンツは試着したその日に持ち帰りました。

ニットフーディ*近日発売予定、フランネルパンツ ¥26,400/共にベースレンジ
NIKE タイダイクルー チョコレート ¥3,850/ソックサミージョー
(以下カメラマンSACHI着用)
LIBRA SHADOW チャコールグレー ¥62,700/エクストリーム カシミア
中に着たグレーメランジェのロングTシャツ/シーサー*再入荷予定
ソックス ムーンレス ¥3,300/ソックス
それが、こちら。ワントーンの提案が多い〈ベースレンジ〉にとっては新鮮なストライプ柄のパンツです。ダークネイビーをベースに、スカイブルーとグレーを混ぜたオリジナルのパターンがこれまたベーシック派にも刺さる絶妙な配色。薄手ではあるけれど、タイツを仕込んで防寒も可能な、ゆったりとしたサイズ感。オーガニックコットンのフランネル生地やウエストゴムによるリラックスした履き心地もよく、何より肌触りのいい素材で仕立てられた美しいストレートシルエットにグッときました。(残念ながら完売してしまいましたが、同素材のトップスもおすすめです)

ニットフーディ/ベースレンジ*近日発売予定
チェック柄パンツ/ヤーモ*近日発売予定
NIKE タイダイクルー チョコレート ¥3,850/ソックサミージョー
大柄のチェックがどこか懐かしさを感じるパンツは、1898年に創業されたイギリスの老舗ファクトリーブランド〈ヤーモ〉から。見た目の通り、ゆったりとしたつくりで、軽量でありながらも肉厚でふっくらとした風合いが特徴的。ウエストゴム仕様、サイドポケット付きと実用性も高く「結局こればかり穿いてしまう」となりそうな1本。ソックスに裾をインしてボリュームを出してみても、メンズライクなムードが高まって、なんだかいい感じです。

ニットフーディ/ベースレンジ*近日発売予定
チェック柄トラウザー ネイビーグリーン ¥85,800/エレフ
クラシックで品のある〈エレフ〉のトラウザー。素材の着想源は、なんとTHE SHEから! 以前、SACHIが穿いていたチェックパンツをデザインチームが覚えており、インスパイアされたのだとか。ネイビーとグリーン、ブルーが効いたウール素材は、ナイロンと少量のアルパカを混紡することで、不快なちくちく感もなく、ふかふかの肌触りを実現。股上が長めに設定されているため、着丈の短いトップスとバランスが取りやすいところも優秀です。
ちなみに先ほどから登場しているクリームイエローのニットフーディは〈ベースレンジ〉。柄パンツとも相性のいい包容力のある1着で、近日発売予定です。

スウェットフーディ、スウェットパンツ/共にベースレンジ*近日発売予定
NIKE タイダイクルー チョコレート ¥3,850/ソックサミージョー
“部屋着”のイメージから、身軽かつ旬のスポーツマインドとも親和性が高いファッションアイテムとして定着したスウェット。まだ手に入れていない人にも、すでに日常着として取り入れている人にもおすすめしたいのが〈ベースレンジ〉のセットアップです。サイドと裾にさりげなく露出した縫い目がアイコニックで、ファンの心をくすぐります。もっちりとしたスウェット素材を採用し、ゆとりのあるストレートシルエットに。ヒップまわりもラインを拾いすぎないのが嬉しいです。

BEAT FELT ミドルグレー ¥66,000/エクストリーム カシミア
NIKE タイダイクルー チョコレート ¥3,850/ソックサミージョー
抜群のストレッチ性をお伝えしたく、謎の体勢からお送りするのはコンフォートなスキニーパンツ。カシミアの心地よさは言わずもがな、体型を問わずに脚をすっきりと見せてくれるスリークなシルエットも美しい。締め付けのないレギンスタイプは、そのまま1本で穿いても、上にスカートやショートパンツを重ねても使える汎用性の高さが魅力です。そして〈エクストリーム カシミア〉の醍醐味、裾の長さを調整したい場合は、ハサミでカットしてアレンジできる点も高ポイント!
Text: Erina Ishida










