THE SHE

BONCHEY

「あなたのバッグの中身、見せてください!」Vol.2

オランダはアムステルダム発、<BONCHEY(ボンチー)>企画第2弾。色とりどりのマルシェバッグは、リサイクル可能な高密度のポリエチレン素材で、耐久性、サイズ感、機能面、そのどれもがパーフェクト。今回も、様々な職業の人たちがそれぞれの日常で愛用する様子を見せてもらいました。前半に引き続き、さっそくいってみましょう。「あなたのバッグの中身、見せてください」!

 

スタイリスト Takanohvskayaさん

いつもの作業スペースに無造作に置かれた、マルシェバッグ。モダンで洗練されたカラートーンにしっくり馴染んでいる。バッグの中は、丁寧に使い込まれたステーショナリーやガジェット類など。エコバッグやポーチも、シックなのに遊び心があり、それは高野さんの人柄やスタイリングに、確かに通ずるものがあるのが面白い。「エコプラスチックバッグを初めて使いました。サイズや優れた耐久性が自分の生活や仕事に合っています。移動が多いし、バッグを無造作に床に置くことが多々あるのですが、形が変わらないので、どんな場所でもそっと横にいてくれる感じがかわいいです。色と柄に遊び心があるバッグですが、どんな着こなしにも持てるところもポイントですね。個人的には、ベージュのコットンブルゾンにゆったりしたパンツを合わせ、このマルシェバッグを持ちたいです。サイズの幅がこのバッグの魅力のひとつで、多くの人の生活に寄り添うものですよね。次はスモールサイズのトラベルバッグを狙っています。」

 

スタイリスト中井彩乃さん

スタイリスト中井さんのカラフルなトラベルバッグからは、なんとフルーツやお菓子が飛び出している? 「仕事柄、荷物が多くて、お菓子やフルーツなどの小道具の準備をすることも多いんです。がしがしとたくさん入れたい時に型崩れしない<BONCHEY>はとても便利。入れた時の見た目も可愛いから、そのまま撮影の小道具として使われることもありました(笑)」。オフの日も、このトラベルバッグが大活躍していると聞き、とある週末の着こなしも撮ってもらった。今年の春夏は色や柄を着こなしのどこかに1点取り入れて、<BONCHEY>を合わせたいとか。「柄×柄」を大人っぽく、小慣れたムードで仕上げるのがテーマだそう。「休日はなるべく荷物を減らした小さなバッグだけで過ごすことが多いのですが、このバッグは、買い物時のサブバッグとして持ち歩いています。ワインやグローサリー、時には自宅用のお花を入れることも。特にお花を入れた時のビジュアルにはかなりテンションが上がります。濡れてもお手入れしやすい素材も助かります」。

 

写真家 上澤友香さん

THE SHE magazineでもよくお仕事をお願いしている、写真家の上澤友香さんは「毎日持ち歩くもの」が楽に入って、肩がけ可能なショルダーバッグをチョイス。「ブランドの背景を知り、鮮やかな色合いを見て、実際に心地よく持って、パワーをもらえるバッグだと感じました。必需品は、コンパクトなカメラとフィルム、最近購入したアロマスプレー、タンブラーに手帳など。写真の納品や打ち合わせの時があるときは、これに加えて大きめの封筒やパソコンを入れても、安心して持ち歩くことができます。普段は黒い服が多いので差し色にもなるし、肩が痛くならないようにと持ち手の裏に黒レザーが施されていて、それがスタイリングにもちゃんと馴染むんですよ。仕事の時は車移動が多いのですが、最近、プライベートでは自転車によく乗るようになりました。このショルダーバッグを気楽に肩がけして、少し遠くの街までお出かけしたいです」。上澤さんの二匹の愛猫、イチとキョウのうち、物おじしないイチが今回のスナップに参加してくれた。

 

THE SHEのあれこれ

先日、3泊4日で台湾出張してきたKAORI。機内持ち込みのお供に、その名もトラベルバッグをチョイス。上はホテル到着時。機内で読む本とペットボトル、お財布、なぜか海外出張時の必需品となった梅味の飴くらいの荷物で、すっきり。アウトポケットが思った以上に便利で、空港に入ってからパスポートと旅券を分けて入れておけるのがよかった。下は帰りの空港にて。すみません、<BONCHEY>のワラに笑われそうなほどに荷物を詰め込んでいる。暑さをしのぐために急遽買ったキャップや機内用のお菓子、手帳に筆箱、チェックインしてから購入したお土産など。特筆すべきは気がつけば無造作に縦に入れたパイナップルケーキの箱! マチがしっかりとあり、エコプラスチック素材だから、たとえ縦に入れたとて、そのまま持つことができるんです。荷物を取り出したあとは、またしっかりと元通りの形に戻るところも頼もしい。

台湾出張中は日々、雑貨やお茶などを買っていたため、マルシェバッグを持ち歩いた。用途に合わせて、この2つを使い分け、後はディナー用に小さなポシェットを持っていけば事足りた。

こちらは初回の買付当時から長く、長く、使っているSACHIのマルシェバッグ。毎日、大量の資料やら洋服やらを入れているけれど、まったくへこたれない相棒だ。使い込まれたエコプラスチック素材の風合いがとてもかっこよく、早くこれくらいに育てたいと見る度に思う。

こちらは打ち合わせに現れた、THE SHEのアートディレクターも務めるKUMAのショルダーバッグ。前回の記事を見て購入してくれたそう。パソコンに資料など、ずっしりと重い荷物を持って歩くには軽い素材のバッグが便利。

Text : Kaori Watanabe