THE SHE

Dauphinette

ときめきのある服とアクセサリー

THE SHEでは、小花やフルーツなどをコーティングした、有機的でアイキャッチーなアクセサリーが人気の<ドファネット>。実はアクセサリーのみならず、2020年春夏シーズンからは洋服も展開しているのをご存知ですか? パステルカラー満載の乙女な色使いや、個性溢れるパターン、ガーリーなシルエットでファッション感度の高い若者を中心に注目度をどんどん高めているんです。ごく身近にある花や植物をデザイン要素に取り入れているから親近感はありながらも、素材やシルエットでロマンティックに仕上げているのが魅力だと思います。THE SHEにも、アクセサリーの新作に加え、注目のウェアコレクションから、パフスリーブトップスとプリーツロングドレスが入荷したので、今回はそちらについてレポートしたいと思います。

 

THE SHEはオリジナルの花柄プリントに的を絞った。

全面にプリントされた花柄は、デザイナーのオリビアが普段からコツコツとスクラップブックに書き溜めていたイラストをデジタルプリントで再現したもの。細部まで綿密に描かれた花のイラストが華やかですが、ベースが黒なのでシックにも着こなせます。どちらも存在感はありながらもデイリーユースしやすいアイテムです。

左:ガーデンプリーツドレス 着用:KAORI(身長165cm)

柔らかく艶のある生地に、細やかなピッチのプリーツを形状記憶させたこだわりの素材を使用。ゆるやかなカーブのボートネックにベルスリーブ、袖口のギャザーなど、エレガントなディテールがそこかしこ に潜んでいます。素材の軽さはもちろん、ゆとりのあるシルエットなので、腕まくりしたり着方を工夫すれば夏の間も着られそう。春は1枚で、秋冬はニットの上に着て、1年中ずっと楽しめます。ポリエステル100%だから、仕事中の離席時などにシワになる心配はなし。多くの方に着ていただけるよう少し長めに丈が設定されていますが、裾は簡単に丈詰めできる仕様。THE SHEのおすすめはスニーカーを履いてくるぶしが見えるか見えないかのギリギリなラインです。

右:ガーデントップス 着用:ERINA(身長155cm)

クロップドトップスはトレンドアイテムのひとつだけれど、ボリュームのあるパフスリーブというところが新鮮です。身頃は5分袖とほぼ同じ丈で、ボックスタイプ。生地はハリのあるポリエステル、デッドストックのものを採用。汗ばむ季節、軽くて肌にまとわりつかないのも嬉しいです。夏は薄手のワンピースの上に着るもよし、シンプルにデニムに合わせるもよし。

 

新作モチーフアクセサリーを実際につけてみた。

身につけるだけで、春のワクワク気分をさらに盛り上げてくれるアクセサリー。今回は、前回よりもバリエーションを増やしたピアスと、袖が短くなるこれからの季節にますます活躍が期待できそうなブレスレットが仲間入りしました。

デザインはもちろんのこと、顔の輪郭やヘアとのバランスも重要になってくるピアス選び。オンラインショップとなればなおのこと慎重になると思います。丸顔で耳は小さめ(5.5cm)のアシスタントERINAが、スターフルーツときのこ、花2種を実際につけてみました。参考になれば幸いです。

左上:スターフルーツのピアス

星型スターフルーツの存在感はピカイチ。薄くスライスされたモチーフは、光の下に置くと透けます。大きめのサイズ感ですが、厚みがないため見た目以上に軽いつけ心地です。

右上:きのこピアス

周りの人からの第一声「え、耳についてるの何!?」が期待できる、きのこのピアスです。一見毒々しさも感じますが、丸みのある傘と樹脂によるつやつやとした表面が愛おしい。ピアスとしてはもちろん、観賞用にも欲しいくらい。イチオシです。

右下:白色の小さいあじさいピアス

<ドファネット>のアクセサリーの中ではミニマムなサイズ。「ピアスは小さい派」の方におすすめ。白の中にじんわりと透けて見える花脈に強さを感じます。色違いにソフトピンク色のあじさいもあるので、片耳ずつでつけるのも可愛い。

左下:蘭のピアス

前回好評だった蘭ピアスに新色が登場。立体的なフォルムと花びらの神秘的な色合いが魅力です。最近、髪の毛を緑にしたのですが、なんだか色のバランスがしっくりきました。

<ドファネット>のピアスは共通して耳に引っ掛けるだけのフレンチフック式。鏡を見ずに簡単につけ外しできるのもピアスユーザーとしてはポイントが高いです。

 

ブレスレットは、小ぶりなバラのつぼみを樹脂でコーティングした2色、ヒノキの葉っぱとピーナッツをゴールドコーティングで仕上げた2種をセレクト。写真のブレスレットはピーナッツ。華奢なチェーンと実物大ピーナッツのバランスが面白い。腕にワンポイント加えたい季節、これくらいインパクトのあるブレスレットを取り入れるのも楽しいです。ブレスレットを満喫したら、手持ちのチェーンを使ってネックレス風にアレンジするのもおすすめです。

 

今日も気楽なパンツスタイルを決め込んでしまいそうな私ですが、自由に外で過ごせるようになったときには1日くらい、花柄ドレスにモチーフアクセサリーを組み合わせた<ドファネット>コーディネートで街に繰り出してみたいものです。

Text: Erina Ishida<FW>