BLACK & WHITE
春もモノトーンが着たいのです。
今日のマガジンは、編集アシスタントのERINA(24歳)がお届けします! 私にとっては、THE SHEは色柄を使ったアイテムが多くラインナップされていると感じます。ひとつのアイテムの“カラバリ”が豊富だったり、いつものコーディネートにモードなエッセンスを加える総柄バッグやインパクトのあるアクセサリーがあったりと、ひと目見てワクワクするプレイフルなアイテムが揃っています。ここ最近のトレンドとしても、コロナ禍の落ち込みムードを払拭するためか、ドラマチックやロマンチックという名目でキラキラしたものが注目されているし、キャッチーなものにはやっぱり目がいきますよね。でも、個人的な話をすると、学生時代は派手なものが苦手で、いつも着るのは黒かグレーか白、あとはデニム。色はまだしも柄なんかはもってのほかで、編集アシスタントに就いて2年と少しで、やっと克服してきたんです。それはきっとTHE SHEに毎シーズン入荷してくるアイテムを近くで見てきたというのも理由のひとつかもしれません。今では躊躇なく、朱色のシャツやレインボーカラーのカシミアニット、『ONE PIECE』に出てくるドンキホーテ・ドフラミンゴのようなフッサフサのアウターを羽織る始末。でも、やっぱり、落ち着くのは黒と白だったりするんですよね。最近は、スタンダードなモノトーンの服をベースに、遊び心のあるアイテムを足していくというのが装いの主流です。黒と白はどんな色や柄も受け止める包容力があって、コーディネートのバランスの要になってくれるから、今も、これからも、ずっと大好きな色です。天邪鬼なので、色がたくさん出る春にこそ、モノトーンを人一倍楽しむのもいいのかなと思ったりしています。前置きが長くなりましたが、ここぞとばかりにTHE SHEのアイテムを使って黒×白のスタイリングを組んでみました。時々入るネイビーは、ご愛嬌ということで許してください。
全身白に映える黒のつけ襟
<エクストリームカシミア>のヘンリーネックプルオーバーとワイドパンツを合わせてセットアップ風に。温かみのあるオフホワイトはノーブルなニュアンスが漂い、アイテムのひとつひとつはカジュアルだが上品にまとまる。大ぶりフリルのつけ襟は<ケーコー>で、アウトドア調のコードがモノトーンスタイルのアクセントに最適。
つけ襟¥8,000+TAX/ケーコー カシミアヘンリーネックプルオーバー オフホワイト¥45,000+TAX・カシミアパンツ ホワイト¥50,000+TAX/エクストリームカシミア(すべてTHE SHE) スニーカー/私物 着用:SACHI(身長160cm)
シンプルなドレススタイルは小物でレディに仕上げる
縦に綺麗に落ちるシルエットで、すっぽりと身体を包んでくれるカシミアドレスは<エクストリームカシミア>。首元に巻いたのは、リブバッグでお馴染みの<ラストフレーム>のドットスカーフ。ストリートムードを感じるドット使いは、柄ものを得意とする<ラストフレーム>ならでは。「真知子巻き」をしてヘッドアクセとして使うのも可愛い。同ブランドのフラップバッグは、長めのストラップを結んで手に掴んで持つのが気分。
カシミアドレス ネイビー¥75,000+TAX/エクストリームカシミア ドットスカーフ¥22,000+TAX・フラップバッグ 白×ダークグリーン¥16,000+TAX/ラストフレーム(すべてTHE SHE) 着用:SACHI(身長160cm)
<フリストフィア>のテーパードクロップドパンツは、なんと言っても綺麗なテーパードシルエットが魅力の一本。<エクストリームカシミア>のコンパクトな着丈のニットとも相性抜群で、軽量でやわらかな着心地にやみつきになる人が続出中。黒のトートバッグは<ラストフレーム>。リブ素材と底のマチのおかげで想像以上に荷物がたくさん入る。リブバッグで大人っぽいデザインを探している人におすすめです。
カシミアコンパクトプルオーバー ブルーグレー¥28,000+TAX テーパードクロップドパンツ¥18,000+TAX/フリストフィア リブトートバッグ ブラック×アイボリー¥20,000+TAX/ラストフレーム メタリック リブソックス¥4,200+TAX/マリア ラ ローザ(すべてTHE SHE) スニーカー/私物 着用:SACHI(身長160cm)
シューズ以外、全身THE SHEで揃えてみましたが、想像以上にモノトーンを楽しめることが判明。春は、こんな風にリラックスした雰囲気でモノトーンを極めたいです。
余談:師匠のKAORIさんが赤いロンTの上に<ドリス ヴァン ノッテン>のヒョウ柄ニットを着るというド派手な装いの隣で、今日も私は<ザ ノース フェイス>の黒ヌプシジャケットに<リーバイス>の501を穿いて撮影へ…。
Text & Edit : Erina Ishida<FW>