THE SHE

WEDGWOOD

やっぱり言わせて、I Love London.
デッドストックのウエッジウッド陶器はいかが?

ロンドンという街を愛している。『さらば青春の光』に憧れて、20歳で初めて短期留学し、語学学校でオアシスの「Don’t Look Back In Anger」を歌って英語を覚え、卒業論文のテーマに「London Punk」を選んだ。その頃から変わらずに、ずっとロンドンを愛している。第二の故郷だ。街も、人も、文化も、ライフスタイルも、ファッションも全部好き。嫌な思い出は、何度も渡英したり、住んでいたときに、3度ほどスリにあったことくらいかな。そんな私のロンドン愛が漏れ伝わり、『英国ロイヤルスタイル』という書籍の依頼が来た。今はELLE onlineで「編集者・渡部かおりの『英国ロイヤルズ-生き方というドレスコード』という連載をしている。THE SHEのプロデューサーSACHIとの出会いもロンドンだったし、彼女は学生時代に私よりも長い間、ロンドンに住んでいた。というわけで、THE SHEでは、我々のLONDONへの愛を声高々に叫んでいきたい。

 第一弾として、オープン時にサイトへアップした「英国ロイヤルマグ」はおかげさまであっという間にソールドアウトとなった。ありがとうございます。第2弾は、ウエッジウッド陶器である。英国陶工の父と呼ばれる、創始者ジョサイア・ウエッジウッドが何千回と実験を重ねた結果、1775年に誕生した陶器「ジャスパー」シリーズ。マットな質感とぷっくりと立体的かつ繊細なレリーフ装飾が特徴だ。小さくて愛らしいフォルム、いくらでも妄想が膨らみそうな絵柄。どれもプチサイズだけど、存在感は抜群。色と絵柄を組み合わせから、お気に入りをコツコツと集めてみるのもよさそうだ。私は小さな飾り棚の上に、手を振るエリザベス女王や花、平野太呂さんのハワイの写真、スリランカで買った象の置物などと一緒に、ブルーの小皿を置いている。”好きなものごった煮棚”に「ジャスパー」を仲間入りさせたとき、上品さとチャーミングさが倍増してワクワクした。時々、デスクに運んでアクセサリーを置いてみたりしている。なにも入れずにじっと絵柄を見つめたりもしている。次は一輪挿しを探したいな。
こちらも、ロイヤルマグカップ同様、デッドストックなうえに厳選した ため、今回、お出しできるのは12個と数は少ない。気になる方は、ぜひお早めに。やっぱり言わせて、I Love London!