THE SHE

THE SHE T-SHIRTS

THE SHE オリジナルTシャツ、第2弾発売。
8月のTシャツに込めた、大切な思い。

6月、THE SHEの立ち上げとともに発売した、オリジナルTシャツは、おかげさまで快調にヒットセールスを飛ばし、早々に完売した。改めて、お買い求めくださり、ありがとうございました。「一生もの」の定義やアイテムは人それぞれだが、消耗品だって立派な「一生もの」。繰り返し着て、着古したらまた新しいものを買う。それを長年繰り返す。そんな「一生もの」だってあっていい。というわけで、第2弾、再販決定です。

8月にTシャツを売りたいと、ずっと思っていた。

8月にTシャツを発売したり、記事にすることはちょっとした挑戦でもあると思う。既存のアパレルショップから見れば、「なんと!この時期に今さらTシャツ?」と感じるだろうし、実際に今、私が他に抱えている雑誌の原稿はだいたい、ほぼ冬物について書いている。街のショップの店頭にはもう秋物が並んでいるか、春夏のSALEものが残っているだけ。でも、実際に外を歩けば、汗ダラダラの猛暑である。本格的な真夏のアイテムを、今、届けたい!今、書きたい! だって実際に、私だって、今、買いたい! 小さなことかもしれないが、それがファッションを通じて社会と繋がり、人々の消費にしっかり向き合うということじゃないかとずっとジレンマを抱えていた。THE SHEはスモールメディア&ECショップだから、既存のアパレル産業の流れやルールに無意味に乗らずにやっていきたい。「今日買って明日から着られる」ものに、できる限り、こだわっていきたい。だからこそ、今、8月にTシャツの記事を書くことをとても嬉しく思っている。

THE SHE Tシャツ第2弾は3型。

ボディもロゴも、色合わせはたくさん。

さて、では早速。THE SHEのオリジナルTシャツについて。今回はTシャツの素材、経年変化からサイズ感はもちろん、襟ぐりの空き具合やリブの幅など細部まで、じっくり、じっくりと2人が満足いくものを選び抜いた。

ボディは全部で3種類。ひとつめはALSTYLE。少し硬めの生地感でガシガシ洗っても形が崩れずに長く愛用できるものだ。いい具合に経年変化もしていくので、着古していくのも楽しい。ボディラインを拾いすぎず、いい具合に上半身のボリュームをカバーしてくれる。2.5cmのシングルステッチのリブネックもすっきり見えて気に入っている。L.A.の若い世代の男の子たちに人気のボディというのも、ちょっと嬉しい。白、黒、ネイビー、チャコール、バーガンディの5色展開。
2つ目のボディはGILDAN。1984年から続く老舗の下着メーカーで、ザ・アメリカンなTシャツ。少し粗めの生地の中でも、女性が着こなしやすいコットン生地を選定した。白、黒、アイスグレー、チャコール、ヘザーネイビー、チャコールの5色展開。ダブルステッチのクルーネックは武骨でカジュアルなイメージ。Tシャツをボーイッシュに着たい方へお勧めしたい。
最後もGILDAN(ギルダン)で、こちらはプレミアムコットン。なめらかな素材感や、シングルステッチ、2cm幅のネックリブで華奢な首元と、3型の中では1番フェミニンに着られるもの。まあ、もちろん、とはいえプレーンなTシャツなのであえて言うなら、という感じだ。

今回もロゴは「aww!(やーん、かわいい〜!)」と「Ok?(よし、一緒に進むよ!)」の2種類。少しだけ前身頃に位置している右袖にTHE SHEのプリントを小さく入れた。

夏はまだまだこれから。季節の先取りもいいけれど、Tシャツを新調して夏の装いを、今、存分に楽しみたい! そんな気持ちに寄り添った「8月のTシャツ」を、満を持してお届けします。

Text : Kaori Watanabe