THE SHE

DIARY /

6月19日(金)

 金曜日だ、やっほー! 今日はZoom打ち合わせと対面打ち合わせが混在。まだ慣れず、スケジュールが組みづらい。対面打ち合わせが終わった直後に、受付横に設置された簡易的な椅子に座って、こそこそとZoomを立ち上げる。いや、それはGoogle Meetだった。ツールも様々だ。打ち合わせを3本終え、16時にやっと昼ご飯。渋谷駅の銀座線を降りたところにある、しぶそばでちくわ天そばを食べる。えー、デジャブ? 昨日と同じ。とほほ。せめてカフェにしろと言いたいところだが、そば屋のほうが好きかも、喫茶店のほうが落ち着くし。コロナ禍以降、初めて立ち寄ったが、カウンターが一人一人仕切られた状態に変わっていたため、そばをすすりながら、一蘭のラーメンを思い出す始末。大学生で上京した頃から、温かい麺類を食べると涙が出そうになることがある。発端は「焼きそばUFO」。幼少の頃に夏になると訪れた徳島の海の家の思い出と、焼きそばUFOの味が直結している。海で遊んだ後にパクパクと食べ、お腹いっぱいで寝転んだときの心地よい気だるさや、隣で食べている妹のかわいいぽんぽこのお腹や、家族のそばで安心しきって入眠しそうな感覚、さらには亡き祖父母との小旅行などを思い出し、懐かしくて泣いてしまう。今は泣きそうになるとぐっとこらえるコツを掴んでいるのだが、妊娠中はいろんなホルモンが崩壊していたのだろう。すすってものの10秒で号泣していたな。焼きそばはもちろん、ラーメン、うどん、そば、にゅう麺、そしてパッタイまでダメだった。温かい麺類というだけで全滅だったということを思い出し、ちょっぴり泣きそうになった。