THE SHE

DIARY /

6月15日(月)

 15日の日記をまたもや、こんな時間に書いている。昨日は寝落ちしてしまった。母から「日記が更新されていないけど、忙しくて体調を崩しているんじゃ…」とのLINEが入る。お母さん、私は元気です。今日(15日)は娘を学校へ送り出した足でバスに乗り、事務所へ。このバスに揺られる45分は、私の幸福な時間である。地味だが本当のことなので仕方がない。コロナ禍を経て、車内の窓は開けっ放し。暑いからガンガンに冷房がかかっている。走り出すと、ぬるま風と強い冷房のミルフィーユ状態だ。これが世間の言う「ニューノーマル」か。「新しい日常」という和訳がいいな。「新しい普通」はダメ、「普通という概念」撲滅運動中なので受け入れがたい。というかもう、「東京アラート」しかり、横文字じゃなくてよくない? バスに乗り、まず、i-Padを取り出して、WEB版の朝日新聞を読む。「指が逃れぬ仮想幸福 「どうぶつの森」で気づく劇的変化」という記事を見つけた。ああ、なんてよい見出し。指が逃れぬのかー、なるほどなぁ。ゲームは、小学生の頃のスーパーマリオ以来、まったくハマったことがなくて携帯でもあまりやらないので、この感覚は体感したことがない。ちょっと羨ましくなっちゃった。そのあと、読みかけの本を読んだり、NETFLIXを観たり、うとうとしているうちに事務所最寄りのバス停に着く。ああ、今日はもう少し渋滞してくれたっていいのよ。
 しかし、あっという間に日差しが強くなった。地黒で肌が強く、赤くならずにあっという間に日焼けする。例年、GW後のロケ撮影で早くもかなり黒くなり、「週末、海に行ったの?」と言われ、「いや、ロケやってただけ!仕事だよ」と答えるのが恒例行事。ちゃんと日焼け止めを塗ろうと思うも、大体、7月あたりで諦めかけている。今年は自粛生活のため、まだ保っているとは思う。多分だけど。KkCoのハットも手に入れたし。1977年生まれで安室奈美恵と同い年で、『sweet 19 blues』を19歳で歌っていたことが自慢。ギャル文化とは程遠いところにいたが、時代を並走してきた身としては、日サロブームなど、肌を焼くことが持てはやされる風潮があって、なんかちょっと救われたかも。勝手に日焼けしちゃうだけだけど。今も日焼けサロンってまだあるのかな? 今年こそ、美白に精を出してみたいところ。←弱気。