THE SHE

DIARY /

6月11日(金)

 今日は一日中、入稿に次ぐ入稿でデスクに座り続けた。お尻が痛いよ。合間に、久々に体重計に乗ったら、とんでもない数字を叩き出した。随分前に買ったものだから、きっと壊れているんだ。うん、そうだそうだ。そう思ってアマゾンで新しい体重計とついでに縄跳びをポチる。今、パーソナルトレーナーのきえちゃんと一緒に筋トレに励んでおり、「かおりさんは筋肉がつきやすいから、とりあえず体重は無視してください。筋肉は重いので。体重計に乗らなくていいです、まずは。」と言われたのに乗った。それにしたって…な数字だったから壊れているに違いない。うんうん。さらに鏡を見たら、なーんか口角が下がっている気がするのだ。これまたエステシャンのまきこちゃんが「マスクで口周りをずっと隠すからでしょうかね。緊張感がなくなるのか、口元がたるんでしまうケースが増えてるんですよ」と言っていたのを思い出す。えー、ちょっと!  顔も筋トレしないと。アエイウエオアオ、アメンボアカイナ、アイウエオー! 
 THE SHE magazineの新しい記事の入稿を終え、娘と近くのファミレスへ。帰り際に雨が降る。「わわ、ちょっと雨宿りしよう!」と声をかけるも、隣で雨よ止め的な呪文をブツブツと唱えている。唱えながら、勇敢に雨の中へ一歩踏み出した。「私がお願いしているのだから、すぐに止むわよ」っぽい堂々たる態度で進むので、母親として彼女の夢を壊すわけにはいかず、ひーひー言いながら隣を歩く。最近、娘の空想に付き合い過ぎて、私も現実と空想の境界線がぐんにゃりとしてきたところもあり、もしかして、本当に止んだりして…と歩いたことが仇となり、家に着く頃には2人してずぶ濡れになっていた。