11月17日(月)
ソウル最終日、一歩外に出たら驚くほどの寒さ。え、昨日まで普通に秋だったのに!!! 「昨晩、雨が降ったでしょう? ああいうので一気に冬になるんですよね。冬が始まっちゃいました。もう2末まできっと極寒ですねえ」とホテルのお兄さんが教えてくれた。英語で。これくらいがすらすらと韓国語で会話できるといいのだけど、みんな英語が流暢でつい英語で会話してしまう。体感温度マイナス1度。娘にお土産で買ったダウンコートを急遽引っ張り出して出かける。昼前には用事を終えて一旦ホテルに戻って仕事。急遽決まった金曜日の撮影の仕込みやメールの返信を終わらせたら出かけようと思ったのだが、寒さを思い出して足が動かない。ソウルのお友達からの「今年初めてダウンコートを着ちゃいました」とのLINEが追い打ちをかけて夕方の出発まで部屋でのんびりすることにした。無事に仕事も終わったし、贅沢にルームサービスだ!!と韓定食を頼む。白米、牛肉とワカメスープ、骨付きカルビ、お惣菜。どれもとっても美味しいのだけど私が感動したのは白米。アップルTVでドラマ化した小説『パチンコ』で、主人公の女性が日本に渡る前に母親に当時、とびきり高価なものだった白米を食べさせてもらう。年老いて久しぶりに日本で韓国の白米を口にしたとき、すぐに韓国のものだと分かり、その味を深く味わうシーン。食感じゃなくて味がそんなに違うんだと不思議に思っていたのだけれど、この日、かまどで炊かれた韓国のブランド米を食べて実感。わ、甘い!もちもちとしていて食後にほんわりと甘さが続く。これだ!と体感できたことがとても嬉しく、旅の醍醐味、ここにありとなんだかとっても幸せな気持ちになった。
