THE SHE

DIARY /
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5月26日(火)

 自粛生活は終わりを告げようとしているが、今日も一歩も外へ出ていない。子供がいて慎重になっているところもあるが、締め切りに追われて篭っているだけという噂もある。締め切り…、重なるとやっかいだがなくなると寂しい。締め切りがあるからこそ、仕事が進む。ああ、締め切りのない人生なんて!と強がる夜9時。「自粛が明けたら、どこ行きたい? なにしたい?」と聞かれる機会が何度もあった。色々あるが、カラオケに行きたい。1曲目はあいみょんの『君はロックなんか聴かない』、締めは井上陽水の『帰れない2人』と決めている。これまで1曲目はユーミンの『DESTINY』が多かったんだけど(どうでもいい)。 
 娘が生まれてから、ママ友&パパ友と子供達でカラオケへ行くという機会が増えた。夕方5時半から夕飯を食べ、7時にカラオケボックスへ移動するというコースである。大勢で集まると、しっかり者のママ友たちは夕食時に気がつくとさっとお皿を配ったり、ぱぱっと料理を取り分けたり、ちゃちゃっと片付けたりする。私は昔から、こういう場で絶望的に気が利かない。もう諦めている。ほら、ひと昔前なら、「男女グループでBBQに行った時、好きになってしまう女子の行動BEST10」的なやつ。全滅だと落ち込んだりもしたけれど、43歳、開き直って、私は元気です。というよりもそんな私をいつも笑って許してくれるママ友たち、ありがとう。私の見せ場というか担当は、カラオケボックスにある。大人の選曲にも盛り上がれるが、子供の選曲にも同じように盛り上がれる。アルコール片手に話し込みたい大人たち、子供の世話は私に任せろ!どうせお酒飲めないしね! というわけで、子供たちと米津玄師や髭ダンやあいみょんや KingGnuを熱唱するのは最高に楽しい。今のところ、全部一緒に歌えるのが自慢だ。みんな楽しそうに一生懸命歌って踊って本当に可愛いのだ。ポップっていいなー。皆で歌えるって最高だな。部活はずっとバレーボール部だったけど、もし戻れるなら合唱部もいいな。合唱部の先生もいいな。これが今朝、シャワーを浴びながら考えたことである。