5月4日(日)
神戸での法事経由で実家へ。なにより楽しみにしていたのは、今年19歳になるご長寿犬きなことの久々の逢瀬である。認知もかなり進んで私のことはもうまったく分かっていないような、少しは分かっているような。寝起きはよたよた、円を描くようにぐるぐる。あとはまさに床に落ちているという表現がぴったりな感じで寝てばかり。ぎゅっと抱きしめればそのまま赤ん坊のようにすやすやと眠り、かわいいったらありゃしない。トイプードルのふわっふわ感は薄れ、鼻はズルむけ。マントヒヒきなこと名づけられるほどだが、かわいいったらありゃしない。家族みんなで少し早めの誕生日を祝ってくれたのだが、父が落としたケーキをお祝いだからと少しあげてみたら、とんでもないくらいにがっついた。しかもこれまではふわふわの毛で隠れていたががっつく度に鼻にぎゅーっと筋が入って人相、いや犬相がとんでもなく悪いことが発覚。そしてどうやらそれ以来、すっかりと元気らしい。覚醒きなこ。いつまでも元気でいてほしい。甥っ子のおにぎりからご指名あって2日連続でお風呂も入ったし、美味しいお寿司も食べていい帰省となった。しかし、おにぎりがすすすと私の近くにすり寄ってきて感心したように小声で「大きいな…パパかな…」と言って去っていったため、そろそろ本当に本腰入れてダイエットしなくちゃ(号泣)。
