THE SHE

DIARY /

1月12日(金)

 1週間ほど夫が出張で不在。私も娘もうっかり寝坊したらどうしようという不安から怖い夢ばかり見る。いつまでも甘えてごめんだけど、母に朝6時に電話して! と頼んだ。昼から再来週の撮影の打ち合わせに行き、帰りに花を買おうとして渋谷の小さな花屋をのぞく。ここは特段おしゃれなわけでもなんでもないのだけれど、おじいさんが一人で切り盛りしてらっしゃって、いい意味で昔ながらのブーケに味がある。そしておじいさんが可愛い。お年寄りが大好きな娘もファン。ただ難点はわりと高確率で座ってお昼寝をしていらっしゃる。もちろん、今日も。というわけで起こさずにそっと店を離れて渋谷からバスで帰宅。帰宅した娘と急いで準備をして新幹線に乗り、京都へ二人旅。娘のイマジナリーフレンドである白ギツネの女の子「いなり」の実家(という設定)、伏見稲荷を訪れるのが目的。喪中があけたので、1年前の受験のお礼も兼ねていくことにした。イマジナリーフレンズ、つまりは想像上の存在なのだけれど、しかし、彼女にとって、そして今や私にとっても大切な存在だ。いつの間にか、当たり前のように旅の目的にまでなっていることに驚く。娘の大海原のような想像力は私の誇り。