THE SHE

DIARY /

4月16日(日)

 コロナ前にSACHIと行って以来、実に3年ぶり?の台湾へ。今年は今ある場所をしっかりとした拠点にしながらも、外へ外へと出て行きたい気分。そう思うの自ずと海外出張が増えてくるのが不思議。台湾なのにうっかり早く空港に着いちゃったよ〜と思いながら、入り口を見て愕然。ものっすごい数の、主に外国籍と見られる方々による、長蛇の列。確かに原宿近辺は観光客で溢れかえっているけれど、いつの間にこんなにもの人たちが日本に来てたの??と驚くほどの列。久しぶりの羽田空港をゆっくりチェックするかーなんて思っていたのに、さくっと朝ごはんを食べたら、早くも搭乗のアナウンス。

 ああ、台湾。久しぶりだね、元気にしていた? お互い、色々と大変だったねえなどと心の中で挨拶を交わしながらホテルへ。ちょっと奮発して、大好きなマンダリンオリエンタル台北に宿泊。早速、油化街をぶらぶら歩いた後に、夜はこれまた久しぶり、グリーンピーススープで有名な雲南人和園へ。「3年ぶりに来たよー」、「アラー、嬉しいじゃない、懐かしいでしょう、ありがとうねえ」、「お母さんたち、お元気だった? お店が新しくなったね」などとわあわあと日本語で話して食べて、はー、いい夜だなと幸せな気持ちになったところで、財布の中の現金が足りない。オードリー・タンのイメージが強くなっていて当然、夜市以外はカードで支払えるものだと思っていたのが大間違い。今度は、「ごめん、現金取ってくる!」、「ちょっと身分証明書のコピー置いていくから待ってて」、「いいよ〜明日でいいよ〜」、「いやいや、ダメダメ」、「もう、お母さん怒るよ!大丈夫よ〜」などと押し問答?を繰り返した挙句、滞在期間中にお金を持ってくることでよいされ、帰される。久しぶりの台湾に謝りたい。そしてその優しさにお礼を言いたい。