THE SHE

DIARY /

3月2日(水)

 直前でどうにか回避されると希望を持っていたロシアのウクライナ侵略が始まってしまって以来、何をしていても頭の片隅にこの戦争のことがあり、精神的にしんどい。戦争反対、どんな大義名分も許されるものではない。それは絶対的な考えとしてある。その上でどんなところにどういう寄付をすれば、少しでも助けになるのかとか、どこのニュースを信頼して受け止めるのかとか、子供との会話とか、色々と考えることがありすぎる。とにもかくにも知って選ぶ。知識は選択。これに尽きるとは思う。心は寄せるけれど、自分はいつもの生活を淡々と送る、それが結局は助けになる、そういう考えを災害時にもよく聞くのだけど、でも、それって、自分と自分の愛する人が安全ということが大前提になっているからこその考えなのでは? と、前々から疑問に思っていたことがまた頭に浮かぶ。とりあえずユニセフに少しばかりではあるが、復興に役立ててもらえたらと募金をした。そんな中、従兄弟の娘、かっぴーが成人。思わず「大人がこんな世の中にしてごめんねだけど、少しでもいい未来を渡せるように頑張るから、かっぴーは日々の小さくて自分基準の幸せを積み重ねて、楽しく暮らしてね」とメッセージを送る。