THE SHE

DIARY /

4月7日(水)

 午前中から打ち合わせ。相談を受けたブランドに、忌憚なき自分の意見を伝えた後、たまたま近くで働いていた可愛い後輩の渥美ちゃんとスタイリストの椎名さんにハローと挨拶をしてから事務所へ戻る。サチとTHE SHEのあれこれについて打ち合わせを重ね、解散。今日は朝から晩まで喋ってばかりの日だったなあ(マスク越しにね)。娘が塾帰りに救って帰ってきたヤモリが庭に住み着いている。目がキュルンとしていて可愛く「瞳」と命名した。娘は飼いたいというが、「ヤモリ 餌」でググって即、断念。無理です!  しかし、庭先に放しても、じっとして離れない。朝起きたら、瞳ちゃんの様子を伺うのが家族の日課となっている。観葉植物用の霧吹きで水をかけると、瞳ちゃんは美味しそうにペロペロと舐める。そして大きく水を弾く、防水効果満点の瞳ちゃんの背中をじっと見つめる。楽しい。瞳とかおりの間に何かしらの友情が芽生えている気がして、背中をそっと触ったら瞳ちゃんは「ピギャ!」と鳴き、噛みつこうとした。かおりは43歳にして初めてこの耳で正確にヤモリの鳴き声を聞き、感動してしまった。