THE SHE

DIARY /

2月10日(水)

 朝、若干体調が悪く、アポをひとつサチに任せて家で作業。14時からオンラインでのオリエンが1本。古着のスウェットの上からKkCoの黒つけ襟をプラスするだけで、それなりに見えるので便利。ちなみにボトムは無印のレギンスです。うっかり立ち上がるようなことになれば一巻の終わりだがセーフ。また、娘の部屋の机を借りて参加した。学校から戻った娘が、実は数日前から時々歯が痛いという。見てみたらば、なんか表面がちょっと茶色くなっているような?「わー虫歯じゃない?これ!」ということで急いで行きつけのキッズデンタルクリニックに電話をすると、3週間先まで観てもらえない。ちょっと評判のいい子供の歯医者っていつもこんな感じで、困る。やむなく近所の良さそうな歯医者へ。道すがら、「ご、ごめんなさい」とビビっている娘。確かに子供の頃の歯医者って恐怖でしかない。怪我でも風邪でもなく、明らかに自分の怠りによる痛みと損傷に対する罪悪感と後悔。「あの話をしてよ、ママが子供の頃の歯の話。」と娘からせがまれる。それは小学生時代の私が、夜の歯磨き中にふと口を開けて鏡を見たら、前歯の裏側が真っ黒になっていた。焦った私が母に抱きついて報告すると、母に「ほなけん、ちゃんと磨きっていうたでー!!!!(注:阿波弁。訳:だからちゃんと磨きなさいと言ってたでしょ!!!) と、カンカンに怒られた。我が子の前歯の裏が真っ黒だったらそれはもうめちゃくちゃ焦るし、親である自分がもっと見てやっていたらと後悔すると今なら分かる。もう一度大きく口を開けて歯をそっと触ると、黒いものが簡単に取れた。「……(夕飯に食べた)さんまの皮や!」、同時に叫ぶ母と娘。その後、安堵感から2人で爆笑したというくだらない話だ。うちの娘はこの話が大好きで、どうやら気を紛らわしているらしい。結果的に茶色くなっていたのは見間違いで虫歯ではなく、乳歯のぐらつきによる違和感だったというオチ。連休前に疲れるわ!!