THE SHE

DIARY /

1月26日(火)

 仕事と仕事の間に、昼からパーソナルトレーニングへ。神経質なまでにコロナ対策をしているため、筋トレでゼーハーいっている時ですら、マスク姿。最近のちっぽけな私の夢、それはマスクなしで筋トレをすること。だってもう本当にしんどい。いつも用意してくれていたトレーニング後のプロテインもなし。タンパク質を取るために、近くのコンビニで買ったカニカマバーを原宿のキャットストリートでこそこそと食べる。客観的に見ると怖い絵図だが、背に腹はかえられない。コロナめ…。そのまま、GINZA編集部へ色校正を見に行った後、帰宅。まだ火曜日なのに思いっきり夕飯をサボって、近所で焼き鳥をテイクアウトする。でももう「あー、私って…ちゃんと栄養のある夕飯を娘に作ってない私って…仕事をしすぎてるのかな…ああ、家が散らかっている…私のせいだ…」などとうじうじ落ち込むことは、もう一切ない。私にも私の人生があり、心と体を健やかに保つためにサボる時間は絶対に必要だと思っている。好きな仕事を存分にする。娘と向き合ってコミュニケーションを密に取る。この2つを最優先する。それでいい。誰がなんと言おうとも。そういえばまだ仕事と家事の両立がうまくできずに時々落ち込んでいた、娘保育園時代。夏にお茶を入れて水筒を持っていくのが約束事だった。朝、ドタバタしすぎてお茶がない。作り置きの冷蔵庫の麦茶もからっぽ。お茶を沸かして冷ます時間がない。そもそも水が切れた。近くの自動販売機に走り、ペットボトルのお茶を買って水筒に入れて登園。ああ、丁寧な生活の真逆を行く、我が情けなき行為! と落ち込んでいた。それを見て、「えーーーっ、私、毎日、水道水をブチ入れてるけど? ダメ? お茶という発想すらない。あははー」と豪快に笑ってくれたママ友がおり、救われたことを思い出した。マオちゃん、時を経てありがとう。