THE SHE

DIARY /

1月7日(木)

 言いたくない。言いたくないけど、原稿を書き終わったのが朝の8時。完全なるスズメ・チュンチュン時間。しっかりしろ、私! 眠りに落ちる前にニュースを斜め読みしたらアメリカが大変なことになってるなと思って、これは現実なのか?と思いながら寝て、起きてたら現実で本当に驚いた。それに加えて、東京ではコロナ2447人、緊急事態宣言発令。なんだか気が張ってしまって、完全に交感神経優位の身体になってしまっている。これで明日からのでっかい低気圧に見舞われたらやばいことになりそうだな…。今日はKkCoのつけ襟をTHE SHE magazineとECサイトにアップした。予想を遥かに超える反響で白のつけ襟に至っては1時間ほどで完売してしまった。お買い求めいただけなかった皆様、ごめんなさい。再販希望のメッセージも多数いただき、プロデューサーのサチが手配を整えてくれておりますので、少々お待ちを!
 夜になっても引き続き、コロナの影響やら、アメリカの悲惨なニュースやらを悶々と考え続けてしまったため、よーし、ここは気分を切り替えようと本を買うことにした。ずっと読みたかった町田康の『湖畔の愛』とNETFLIX創始者、リード・ヘイスティングスが書いた『NO RULES』、元同期の愛娘ミミ(中学生)が読んでいるというエマニュエル・ドットの新作はKindle版しかなく、まだ読んでいなかった『大分断 教育がもたらす新たな階級化社会』をポチリ。ミミはサスティナビリティや社会問題に大きな関心を持つ女の子で、尊敬している。聞けば、意志のある10代は起業、教育に携わることを目標にしている子が多いとか。頼もしくて、嬉しくて、胸が熱くなる。どんな未来を彼らに手渡せるか。