THE SHE

DIARY /

10月9日(金)

 新しいTHE SHE magazineのアップ作業。今週はアシスタントのえりちゃんが体調不良で離脱。サチとアラフォー2人組に不安が募る。いやいや、そんなことも言っていられないね、私が今、一番興味があるのは動画の編集。時間を見つけて、そろそろ本格的に始めたい。今回は<カミング オブ エイジ>といういうNYの新しいブランド。こんな時代だから、新しい、かわいい、だけであっという間に消費されて終わらせるのは嫌だなと、つくづく思う。言葉少なにビジュアルだけで見せる世界観はかっこいいし、圧倒的だ。だから一緒に仕事をするフォトグラファー、スタイリスト、ヘアメイクの皆さんをとても尊敬している。と同時に、消費に真摯に向き合うには、やっぱり言葉も大切だと最近、つくづく思う。どんなバランスが楽しいだろう、意味があるだろう、などと考えながら、また奥歯を噛み締めていたのか、顔のコリが酷い。
 創刊以来、欠かさずに『週刊文春 WOMAN』を読んでいる。岡村ちゃんがオードリー・タンにインタビューするってなんだかすごくいいなあと思って楽しみにしていて、じっくりと一冊読めるまで置いてあった。オードリーが、これから人類は外に出かける時はマスクをすることが生活として当たり前になるというようなことを言ってて、なんだか彼女が言うと覚悟が決まるなあ。何故、日本ではなくて台湾で彼女のような存在が活躍できるのかということを考えたりした。