THE SHE

DIARY /

10月4日(日)

 今日も起きたら11時で、ソファーで寝ていた。デジャブ? 早川義夫さんの『女ともだち』を読み始める。ランチに出かけたら、店内はすっかりハロウィン仕様になっていた。ハッピーハロウィン! 絵を描くことだ大好きな娘が、その店で開催されていたハロウィンの絵描きコンテストなるものに参加したいとのことで、食後にコーヒーを2杯お代わりするくらいに待つ。提出したところ、まず参加賞として20パーセント引きの券をくれたと誇らしげに席に帰ってきた。掃除、娘の勉強に付き合う、一緒に休憩、ダラダラするの繰り返しであっという間に晩御飯の時間。豚汁を作りながら、来週のためにほうれん草とひき肉のカレーも煮込む。大量に切ったほうれん草があっという間に小さく炒められていくところを見るのが結構好きだ。あの一瞬で存在が小さく、でも濃くなっていくあの感じ。あとはミルクティを小さい鍋で作っているときの、沸騰ぎりぎりの牛乳の表層部分。わーっと大勢の小さな妖精が広場中央に向かって走り寄ってくる感じがする。それは、古代エジプトのコロシアムみたいな広場。まあ、色がそうなんだろうな…というか、誰かとこの思いを共有できたら、ジャンプして抱きついた上で、きつく抱きしめると思う。