8月16日(日)
8月16日、日曜日だけれどお盆明け。愛する我が故郷、徳島では阿波踊り明け。15日の最終日、踊り子たちは踊りに踊り抜き、街には人で溢れかえり、まさに踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆ならというやつで、観光客の皆さんも一緒になって踊って、みんな笑顔で、ものすごく幸せな気持ちになる。毎年、その幸せな熱気の中に身を置いて、しばし黙祷し、心の底から世界平和を願って夏を終える準備を徐々に始める感じなのである。そして16日。通常営業が始まるのだが、街中に特設された桟敷きの枠組みがどんどん外されるのを横目に呆然としたり、街にも人にもまだ余韻が残っていて、なんだが皆がまだぼ〜っとしている。「ああ、また1年待つのか…」という呆然。そして「でも楽しかったからまた1年頑張ろう」という切り替え。自分もダメージを受けつつも、そういう街の顔を見るのがすごく好きだったのに。コロナめ…。毎年、家族一家総出で踊っている友達に「夏が終わらん!」と連絡をしてみたら、「もう終わらせずに1周させることにした」と言ってて、なぜかけっこう、ぐっときた。よし、もう1周がんばろ。