THE SHE

DIARY /

7月12日(日)

 久しぶりに娘と2人で、伸び放題だった髪の毛を切りに行く。ずっとショートカットで、理想としては3週間に1度は切りたいところ。本当は金髪とか薄いピンクとか派手なヘアカラーにしたいのだが、いつも娘に反対されている。保守的。学校で浮いているのだろうか、私。ただでさえ洋服が派手なんだから、髪の毛くらいは大人しくしておいてほしいのだろうか。で、でも今年はPTA活動もないですし…。「そういう考えが人の個性をなくすのだぞ。」などと反発してみたりして、どっちが親なのか分からない状態。今回はインナーカラーを妥協点とし、前髪と片方の横髪の内側だけを明るいオレンジピンクっぽい色にした。娘は「髪の毛の色を抜くなんて、髪の毛がかわいそう!」とも言っていたが、それはどういう心理なのか。それからインナーカラーといえば、やはりグレード義太夫だ。私はショートカットだから免れていると信じたい。
 長年、代官山のkilicoのJIROさんに切ってもらっている。毎回、ほぼほぼお任せ。切りたいか、伸ばしたいか、カラーをどうするかだけを伝えて、あとはもう好きにしてください、という感じ。ピンクっぽい色にしたいと言ったらやんわりと却下された。なんていうか、いや、「それは似合わないよー」という強い否定はせずに、やんわりと方向性をずらすのがすごくうまい。だからこそ、全幅の信頼を置いている。あのやんわり会話術、見習いたい。娘なんて3歳の頃から切ってもらっている。生意気!!! JIROさんが「ちょっと世の中的に窮屈になったり、暗いムードが漂った時ほど、明るいカラーリングのオーダーが入るとのこと」。興味深い。しかし、週末に髪の毛を切ると、気持ちがすっきりと整っていい感じだ。来週も頑張ろう。