7月10日(金)
スタジオで撮影。今日はジュエリーと時計。コロナを経て、なんとジュエリーを買う人が増えているらしい。分かりやすく資産価値となるところもいいのだろう。私はパソコンで原稿を書くときに、喫茶店でも、事務所でも、わりとどこでも手の周りのアクセサリーを全部外して書く癖があり、これまでなくした数は数えたくない。以前、<メゾン・マルジェラ>から、4本指すべてにつけるリングがセット売りされていた。シンプルでコンセプチュアルで気に入って購入。1個なくし、2個なくし、3個なくしたところでバッグの底から1個見つけるというような状態で、確か1年後に再度、同じデザインをリピート買い。つまり、計8本。今、多分、手元に残っているのは2本…。はぁ…。そんな理由もあり、アクセサリーはほぼつけず、たまにこれぞと思うバングルとか、モチーフもののネックレスをするくらい。バングルも外すけど、さすがに大きいので失くさない(と思うが自信はない)。ちなみに、ピアスは開けていない。10代後半、父がせめて成人するまでは、ピアスの穴は空けないでほしいなぁなどと言っており、父のことが好きなので「はーい!」と2つ返事で承諾。とっくに何をどうしようが自分の責任という歳になっても、何だかタイミングを逃して空けずにいる。顔が濃くて鷲鼻、骨格もしっかりしているため、大ぶりのイヤリングなどをたまに試してみるが、まあ、似合わない。なんというか、顔が大渋滞を起こしている。交通整理はもちろん望めず、諦めている。今日、被写体として登場してくれた女優さんは、それはそれは透明感で溢れており、ジュエリーも人も輝いていた。はー、美しかった。