THE SHE

FANE

ミニマルの極み。〈FANE〉のバッグとどこへでも

 

 

スタイリストの方々が間口の小さなバッグに最新iPadを出し入れしている姿を見るたび、その身軽さに憧れを募らせながらも、ペーパーレス化度外視の書類の束とPCを入れるためにトートバッグを持ち運ぶ日々。基本的にポケットや裏地のない薄手のデザインが好きなのですが、中にドカドカ入れた荷物が奥底に追いやられて行方不明になることもしばしば。一応、その日の服装に合わせてバッグを変えたりもしていたのですが、だんだん中身を入れ替えることすら億劫になってきました。そんなこんなで長年放置し続けていたバッグ問題に今更ながら向き合い、ズボラな性格をカバーする自分なりの最適解を導き出しました。

 

 

答えはなんのひねりもなく至って単純で、オンオフで使える万能なミニバッグに必需品を常備して、仕事の外出時にはデバイスを入れるトートバッグと2個持ちすること。理想のアイテムはTHE SHEにありました。

 

 

バッグ¥126,500/ファン シャツ/エレフ パンツ/スケイプスボスマン

 

〈FANE(ファン)〉はマーケティングやブランドエージェンシーなど、ファッション業界の最前線で経験を積んだ女性2人組がスタート。今年で6年目を迎える、現地のパリジェンヌにも人気のバッグブランドです。特徴は、ボディからハンドルまで潔いベーシックカラーでまとめ、美しい造形を際立たせたデザイン。多くのメゾンブランドが信頼を置くイタリアの工場で生み出されているという生産背景も、実物を見て、触れて納得。どんなスタイリングともケンカしないミニマルさに一目惚れしました。きちんとした仕事の場に持って行っても、どんなサブバッグと合わせてもサマになるのが頼もしい。

 

 

バッグ¥126,500/ファン Tシャツ/エクストリームカシミア デニム/スケイプスボスマン スニーカー/私物

 

こちらは一斤の食パンから着想を得た、スクエアバッグの「MIE」。一見すると端正なシルエットでありながら、角が丸みを帯びていてチャーミング。直方体のボディからシームレスに設計されたマグネット付きのフラップを両サイドにパカっと開けることで、荷物をスムーズに出し入れできる実用性の高さも魅力です。スマホにミニウォレット、小さめのポーチまでサクッと入る、見た目以上の収納力もポイント。

 

 

バッグ¥126,500/ファン

 

マットなヌバックと艶のあるカーフレザーの2種類。寒い時期に登場するイメージが強いヌバックですが、実は通年で使える通常のレザーと変わらない通気性を持つ生地。さらりとした毛羽立ちの少ない素材なので、暑い日に肌に触れても不快感は無縁。夏の軽快なスタイルにあえて起毛したバッグを持つというのも新鮮で気分です。

 

 

バッグ¥148,500/ファン バッグにつけたネックレス/ジャコブ その他/私物

 

もうひとつ、心を惹かれているのが「LISSE」の存在。こちらはトートバッグですが、いわゆる布バッグとは異なる洗練されたムードと小脇に心地よく収まるスリムな形状に惹かれました。開口部はマグネット、側面に深いスリットポケットを配し、かなり引き算されたデザインでありながら使い勝手が抜群によいのです。ハンドルが細長くて肩に引っ掛けやすいのはもちろん、縦長のラインがさりげなく体を華奢に見せてくれるのも素晴らしい。

 

 

買って後悔しない〈FANE〉のバッグ。仕事から休日まで万能に使えます!

 

 

Text: Erina Ishida