7月1日(水)
午前中から都内スタジオで物撮り撮影。久々に早い時間に電車に乗った。当たり前のように満員電車なのだな。つり革を持つのもちょっと怖い。香水はほぼつけないけれど、お香とかエッセンシャルオイルとかバスオイルとかキャンドルとか香水より少しだけ体から距離のある香りを色々と楽しむのは好きだ。本のしおり代わりに、サンタ マリア ノヴェッラの紙のお香を挟んでいる。バッグをガサゴソしたときとか、本を開いたときに香ってきて、落ち着く。電車の中でむわ〜んとした湿気に包まれてしまうときは、本を広げてスーハースーハーして耐えている。最近はマスクをしているから、そんなこともできないのだが。ちなみに紙のお香は引き続き、しおりとして次の本にスライドするときもあれば、事務所で焚いて煙にしてしまうときもある。煙になるとまたこれがいい香り。紙だから余計に儚くて切なくてよい。お香に書かれたアルファベットがじんわりと焼けていくのを、ぼーっと見るのも好き。多分、本棚にある本の幾つかには挟まったままになっているはずで、何年か先に読み返したときに発見するのを楽しみに待っている。
終わってしまうのがもったいなくて少しずつ観ていたNETFLIXの『ザ・クラウン』シーズン3を見終えてしまった。