THE SHE

DIARY /

10月14日(水)

 朝から、スタイリストの高橋さんがTHE SHEのリースに来てくれたので、その対応。これまでは、リースに行く立場のみだったから、いつも新鮮。これがなぜどう可愛いのかをしゃべり倒す(すみません)。お昼に近くの馴染みのカフェへ行ったら、人がたくさん。もうすっかりと賑わいが戻ったとのこと。今日は朝から仕事が捗ったので、食後に少し読書。ああ、幸せ。
 夜は娘と以前から約束していた、くら寿司へ行く。お目当ては鬼滅の刃の「びっくらポン」。5皿食べるとオンライン上でガチャガチャができるというシステムで、当たり外れがあり、当たればガチャガチャがひとつ出てくる。前に一度訪れた時は2回に1度くらいの割合で当たりが出たが、今回は全然出ない。4回トライしても外れたあたりで明らかに腹が立ってたし、いっぱいだ。娘の「ああ、また外れたよう」という悲しそうな顔を見ては、なにくそ!と決して美味しいとは言い難いお寿司を頬張るために、自分の胃袋を鼓舞する。次は(食いしん坊でたくさん食べる)じいじを連れてこようと娘が言う。せっかく上京してきた時にくら寿司というのもどうだろうか。撮影現場でアシスタントたちに聞けば、「『鬼滅の刃』仕立てで当たりが出にくくしてると思います」とのこと。痩せたいアラフォーに余計なカロリーをどかどかと摂取させるとは、信じ難し、くら寿司、この男!(漫画の台詞を抜擢)シャリ少なめ、お皿が2枚ついてくる寿司ネタ(と言っても200円)でなんとか5回目のガチャまでたどり着き、最後の最後でやっと当たりが出た。カプセルを開けると、娘の推しである柱、みつりちゃんの缶バッジで、大喜び。それを側で見ていた、サラリーマンの方が「よかったらこれもあげるよ〜」とカプセルをくれる。「わーっ、ありがとうございます!」とキューブを開いたら、またみつりちゃん。すごく嬉しくて好意をありがたく思って、開いた後に、ああ…どうせなら…他のがよかった…な?と思ってしまうから人間っていうのは、欲望というものは実に罪深いという話をしながら、夜風に吹かれて家に戻った。